羽生善治のみるみる強くなる将棋 序盤の指し方 入門 (池田書店 羽生善治の将棋シリーズ)
- 池田書店 (2009年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784262101453
作品紹介・あらすじ
序盤の基本的な指し方、セオリーを理解して序盤を優位に立とう。
感想・レビュー・書評
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将棋がわからなかったので、わかりやすかった。わからない事が多すぎたので解消しきれていない(気持ち30%くらい解消)。ヒモを作り、初形の特徴を知る。初形では角の頭は弱く、玉は左右に逃げた方が良い。玉飛は離せ。金銀3枚で防御。桂香一枚守り一枚攻撃。大駒は睨みを効かせるのが仕事。覚える事が多すぎた。
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具体的な事例が豊富なのと、説明が大変分かりやすく、勉強になりました。初心者には、おすすめですね。
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将棋を始めたばかりの頃に、「最初に何をすればいいかわからない」といったときに紹介された本です。
・自分の駒が簡単にとられないようにするためのヒモの考え方。
・初手どんな手を打ってよくて、どんな手を打ったらいけないかの考え方。
・定石(ある程度損のない形の作り方)
・大駒(飛車・角)の基本的な使い方=遠くからにらみをきかす
など、本当の初心者を抜け出すための情報が整理されていました。
この本を読む頃にはある程度これらの知識がついていたのですが、改めて細かく理由を含めて説明されていたので、復習にもなりました。また振り飛車の狙いなど、自分がささないような形であっても相手がさしてきたときにどういったところに狙いがあるのかがわかるような形になっています。 -
初心者にとってすごく分かりやすい中身と構成になっている。
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序盤にやるべきことが良くわかる。
少ないながらも定跡、手筋の説明もわかりやすい。 -
将棋のルールや駒の動かし方を覚えたあと、囲いや攻め方などの戦法を覚える必要があります。戦法書などを読んでも、なぜその手を指すのか、分からないことが多くある。定跡を丸暗記しても、対局で相手が違う手を指してきたら、上手くいかない。
本書で、駒にヒモをつける感覚を身につけることにより、上記の悩みが解消しました。何となく指していた将棋でしたが、一手一手に目的や理由を付けることで、今までとはひと味違う将棋が指せるようになってきました。 -
ルールがわかったところでいざ打ち始めようとしても、どうしたらいいかわからないほどの初心者ですが、この本を読んで基本的な考えがわかったような。
ものすごく読みやすい。さすが羽生さん監修。 -
初めて将棋の本を読み切った気がする。将棋のルールは知っているし、詰め将棋なんかは楽しめるけど、序盤をどうさせば良いのか良く分からない、定跡を覚えると言われても意味も分からず覚えても意味が無いんじゃないか、という微妙な初心者にとって本書は非常にピッタリとはまる一冊です。将棋を指す上での基本的な方針に加えて、何をどう目指していくのか全体の勝負の流れを認識して序盤の動きを理解することができます。子供の頃父親の相手をさせられて将棋のルールは知っているけどまともに教えてもらったことがなくて全然勝てずに面白くなかった。将棋界には興味があったんだけど、将棋とはどんな風に指すべきものかを身につけたいと思っていた自分にとって、ベストな一冊でした。子供が将棋を習っているので自分もそれに合わせて楽しんでいきたい。
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250915