- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784262163000
感想・レビュー・書評
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重心(体幹軸)のとりかたは人によってタイプが異なり、前後につま先・かかと、左右に内側と外側と、これらの組み合わせで4つのパターンに分類でき、それによって投げる、走る、構える、打つなどの動作時の体の使い方は異なるという4スタンス理論。巻頭にあるいくつかの簡単なテストで自分がどのバランスタイプかわかったうえで、豊富な写真などをもとに普段の自分の体の使い方を検証できるという実践型運動理論。表題の松井秀喜は「かかと・外」でイチローは「つま先・内側」。松井を指導した長嶋茂雄は自分のフォームとは全然違うフォームを松井に教えたのだが、それは理にかなったことだったのだ。本書は野球をモチーフにしたものだが、他のスポーツはもとより、ダンスやミュージシャンにも応用でき、事実あとがきでは名ギタリストたちの分類にも少しだけ触れている。首をまえに突っ込むようにしたり、腰をひくようにしたりするベーシストのタイミングのとりかたなんかをそういう視点で見てみると面白いよ。
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まぁある程度の参考にはなるはず!
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自分のタイプを知れば、動きが変わる。
伸び悩む子の大いなるヒントになります。 -
今までの迷走が「光明が見えた」という感じ。自分のタイプ診断でスタンスをとると、しっくりくる感じがする。
時々、読み返して自然に出来るようになりたい。 -
正直言いますと、今の自分には難しかった…もう少し勉強を積んでから再トライしたいと思います。
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正直言いますと、今の自分には難しかった…もう少し勉強を積んでから再トライしたいと思います。
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野球はまったくやらないのでね、よくわからなかったけど、多分自分はA2たいぷかな?
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ちなみにボクは大魔神・佐々木(主浩)。イチローのモノマネとかやってたんだけどなー(笑) ちなみにこのタイプBⅡは踵(かかと)外体重型らしい(確かに、ピラティス始めてから後ろ体重の自覚はあった)。出来れば内側でスラッと立ちたいんだけどな……と、思いつつ、それでもどちらかと言えば外(まぁ、ヨガも始めてだいぶ重心は真ん中に寄って来てはいると思うけど)。ここ数年打撃フォームを参考にしている井口(資仁;現ロッテ)はBⅠ(踵内体重型)に分類されているから、どうりでしっくりきてたわけだ。自分の体のバランスにあった投げ方・打ち方・走り方を身に付けること、それは画一性が求められたかつての野球のアンチ・テーゼでもあり、また、とても有益な理論だと実感している。
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登録日:1/25
先生寄贈 -
自分がどのタイプかわかると,それに合った体の動かし方もわかる。
ただ,本書に書いてある判断方法がややわかりにくいので,しかるべき人に判断してもらわないと,結局どれなのかわからないかもw