カラー版 カパンジー機能解剖学　I (1) 上肢　原著第6版

著者 : A.I.Kapandji 塩田悦仁

• 医歯薬出版 (2006年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

["癒し職人"ヒロ之丞さんの感想 · 2024年1月4日]

有名な本だが、俺には難しすぎた。「母指は9つの動力筋をもっている」えー、そんなあんのー？というレベルなので（笑）。機能解剖学の"はじめの一歩"としては、荷が重いと思う。

大胆に単純化したシェーマは、どの部位の関節なのかが一目でとらえられず、把握するまでにいちいち数分を要し、結構ストレスだった。カラーで理解しやすいかといえば、そうでもない。シェーマの番号が規則的に並んでおらず、ページのあっちこっちに跳んでいるので追跡するのが大変。

というわけで全く理解できず、読後に何も残らなかったが、この手の本に慣れる目的で、ひたすら最後まで字面を"目で追った"。偉いぞ俺。

本書が読みこなせるようなら、とりあえず初心者は卒業といっていいのではなかろうか。俺はもう少しやさしい本を読んでから、リベンジしたいと思う。

[北里大学医学図書館さんの感想 · 2014年4月25日]

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