カラー版カパンジー機能解剖学 全3巻原著第6版I上肢 II下肢 III脊椎・体幹・頭部

著者 : A.I.Kapandji 塩田悦仁

• 医歯薬出版 (2010年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ヨシさんの感想 · 2010年10月7日]

以前は、
カパンディ関節の生理学
で売られていましたが、
改題され、
この春に出版されました。

トレーナーの方々読むレベルとしては中級者レベルでしょうか？
トレーナーの学生が読むには、基礎解剖学を頭に入れてからの方が良いと思います。
トレーナーとして活動している方は当然、頭に入っていないといけない内容ですね。

この本と初めて出会ったのは、
学生トレーナーをしていた大学4年生のとき。
当時の学生リーダーが、よく読んでいましたが、
まだ機能解剖に目覚めていなかった私は、
そんな本があるんだ程度で、
特に興味をいだきませんでした。

学生を卒業して、社会に出てから、
機能解剖がアスリハなどトレーニングをしていく中での、
基礎の一つであることを強く痛感してから、
勤め先に置いてあったたこの本を、よく読むようになると同時に、
購入しようと考えていました。

が、、、
ちょうど購入しようとした頃に、
今まで、白黒版であったものが、
まずは上肢の巻からカラー版になりました。

1巻づつ買うより3巻セットのモノを買ったほうが4000円ほど安いので
せっかく買うなら、3巻カラーになってからと思い、
買うのを控えてました。
（すぐに3巻ともカラーになるだろうと思っていたので、、、）

脊椎・体幹・頭部の巻がカラーになったのがその2年後、
下肢の巻がカラーになったのがさらに2年半後、
と、4年半もの月日が経ってしまいましたが、
ようやく購入に至りました。

白黒版のころより、
カラー版になって、
かなり読みやすくなっていますね。

今は足関節の機能解剖を再勉強中ですので、
下肢の巻を良く読んでいます。
忘れていな内容を思い出したり、
理解が深まるところなど、
勉強になります。