- Amazon.co.jp ・本 (29ページ)
- / ISBN・EAN: 9784264023104
作品紹介・あらすじ
木ぼりの小人パンチネロのいちばんの楽しみ「つくり主の日」が今年もやってくる。自分たちをつくってくれた、ちょうこく家のエリをお祝いするために、小人たちはじゅんびにてんてこまい。「だれにも負けない最高のおくりものをあげたい」。みんな、競い合うようにおくりものを考えた。大好きなエリをよろこばせるために何かすごいことをしなくては、とあせるパンチネロには、「そばにいてくれるだけでいいんだよ」というエリの言葉は耳に入らなかった。いよいよ「つくり主の日」、エリがいちばんよろこんだおくりものとは。
感想・レビュー・書評
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いつものように絵がかわいいのだけど、お話がかわいい。
これは恋人に送ったりするのもありじゃないかな。
おもくないし、純粋なありがとうと大好きが詰まってます。
いちばんうれしいおくりもの
エリのために何か特別なことがしたいんだ -
子どもからのpresent(おくりもの)でいちばん嬉しいものは何だろうか? 何を貰っても嬉しいに違いないが、きっと物理的な物よりも、君が側にいてくれるその事が大きな慰めであり、支えであり、嬉しいことなのだと思う。此処に生まれてよかったって思ってくれたら最高ではないか。親として…。
息子が小学校卒業式当日、小さな紙をくれた。「お父さんとお母さんの子どもでよかった。ありがとう。」って。それ以上のおくりものはない。