- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265010851
感想・レビュー・書評
-
しかしこの作品、タイトルでネタバレしています。
カーミラの正体が判明するところがクライマックスのはずなんですが、読者にはカーミラの正体が最初から分かっているのです。だからこのタイトルは吸血鬼が登場してどんな事件が起こり結末はどうなるのかということに焦点を当てたタイトルのつけ方ですね。
原題は「Carmilla」らしい。確かにこれだとカーミラの正体のネタバレはありません。しかしタイトルとしては素っ気なく、インパクトとしてはやはり『吸血鬼カーミラ』の方が大きいし読みたくなりますね。
それならネタバレしないキャッチーなタイトルを考えてみましょう。
『美少女カーミラの秘密』『私を愛した女(ひと)』やはりこんなタイトルをつけたいし読みたい。
『私を愛した女(ひと)は棺桶の中で殺された』ここまで言うとネタバレになります。
『美少女カーミラの思い出』これは物語ラストに関連させたタイトルです。
20世紀少年少女SFクラブ
12年前の悪夢に出てきたお姉様と運命の再会!【吸血鬼カーミラ】
https://sfklubo.net/carmilla/
https://sfkid.seesaa.net/article/487799744.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学校低学年の頃、風邪で学校を休んだ日に母が退屈だろうと買ってきてくれました。当時は自分の中で吸血鬼ブームだったこともあり(笑)お気に入りの一冊でした。カーミラと主人公の独特の雰囲気や時代背景も小学生には魅力的で。あまりメジャーな話じゃないのかと思っていたけど、漫画「ガラスの仮面」の中で劇中劇として出てきててちょっとビックリしました。確かに演劇として舞台化しても面白そう。
-
吸血鬼で有名な話なので読んでみたかったのです
-
私的には女よりも男の吸血鬼の方が良かった。
-
2chの百合小説スレでお薦めされてたので読んでみました。
これ、児童書にしちゃっていいの…? 結構エロいんですけど。
といっても表現のエロスなので、その手の本を読んでない子供ならわかんないのかな。
美少女カーミラの主人公への執着っぷりとか、主人公もまんざら嫌がってないところとか、大変おいしかったです。
百合好きなら読んどけ。
それ以外は、まあ普通のゴシックホラーかと。児童書にする際に削られてる表現とかもあるんでしょうね。一般書があるなら探して読んでみたいです。