- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265016549
作品紹介・あらすじ
国づくりのプランナー、聖徳太子のものがたり
1400年ほど前、飛鳥の地において、十七条憲法や冠位十二階のしくみを考え、仏教を基礎として国づくりに取り組んだ聖徳太子(厩戸皇子)のものがたり。
感想・レビュー・書評
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[墨田区図書館]
6年4月の読み聞かせで何を読もうと学校公開に行ったら、縄文→弥生時代の勉強をしていたので、何かそれ関係の絵本がないかと、「縄文 絵本」で検索したら引っかかった本の一冊。よく歴史もののマンガはあるけれど、これは"絵本"版らしい。求めている"物語性"がなく、事典的な本かもしれないけれど、とりあえず3巻ほど借りてきて読んでみよう。
これは古墳時代?の話で、恐らく5世紀前半の頃。
物語性はあるもののやはり半分くらいは語り口調の説明だし、求めていたレベル(もう少し物語性があって、でも説明などは少なくて、会話などで状況が理解=説明されるつくり)ではなかったけれど、絵もさほど古さを感じず見られる感じだったしまぁまぁかな。ただ、ここまで三冊読んできて、「年表」のないことが初めて気になった。もう少し後の時代、例えば645年とされる大化の改新などの頃になれば多少年表も紹介されるのかもしれないけれど、特に今回は折角ピラミッドなど、外国の建造物との比較などもあったし、同時代に創られていたのかどうかなど、「日本の大阪にある大山古墳」そのものだけでなく、その時代の中での立ち位置などの観点からも示し紹介されることがあると良かったかなぁと。ただ相変わらず巻末の「もっとくわしく」ページでのカラー写真による紹介は見やすく綺麗だし、一つの良い資料本だと思う。
もう少し目的に沿った"物語"本がありそうな気もするけれど、それらが見つかるまではやはりこのシリーズを読ませてみようか。