東海道中膝栗毛 弥次さん北さん、ずっこけお化け旅 (ストーリーで楽しむ日本の古典 9)
- 岩崎書店 (2014年2月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265049899
作品紹介・あらすじ
小さなことではへこたれない!おなじみ弥次北コンビの愉快な旅
おなじみ東海道を旅するお笑いコンビ。どこかすっとぼけている二人は、江戸から関西までの旅をいろいろなエピソードでつないでいく。五右衛門風呂の話は特に有名です。
感想・レビュー・書評
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違う本で見たことがあったのですがほとんど変わらなかったです。
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高校時代の時、現代語訳の「東海道中膝栗毛」読んだら面白かったなぁと懐かしくて、図書館で借りちゃいました。
試しに子供たちに途中の五右衛門風呂の話だけを読み聞かせしたら、興味を持ってくれました。
予想以上に気に入って、2週間かけて全部読みきりました。
2~3年生には分かりにくい掛け合いはあるけど、さらっと流せば結構大丈夫。高学年向けで、ルビも多くはないので低学年には読み聞かせでないと難しい。
でも笑い話ばっかりなので楽しいですよ(^_^)v -
だまされたり失敗したり,珍道中がおもしろいです。
旅の恥はかき捨て。おにあいの二人組ですね。 -
遊びに明け暮れて家をつぶしちゃった弥二さんは、慕ってくれる役者の北さんと一緒に、江戸へと逃亡しました。
江戸に来てもぐうたら生活を続けていた弥次さんは、お金に困った北さんを助けようと、持参金目当てにお嫁さんをもらおうと画策します。
ところがそのお嫁さんは、北さんとトラブっていたおつぼという女で、この女から逃げようと二人の珍道中が始まります。 -
弥次さん北さんがなんだかんだずっと仲良しで可愛い。原典の解説コラムとかがあれば良かったな。
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弥次さん北(喜多)さんの織り成す、東海道への愉快旅。旅の恥はかきすてとばかりに、失敗しても金がなくてもへこまず、豪快に笑って乗り切る2人の姿が江戸以来、庶民に愛され続ける由縁だろう。
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表紙のイラストに違和感を感じつつ手に取りました。。。。かなり昔の子供の頃に読んだので、旅しているのはかなりのおじさんだと思っていたが、今の私が読み返したら若い子なんだろうなと表紙のイラストを助けにイメージ修正するつもり(笑)。
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元は大店の若旦那だったけれど、遊びに明け暮れ潰してしまった弥次と、彼を慕って付いて来た役者の北八が、お伊勢参りに向かうべく、日本橋を出発します。
東海道を行く2人の珍道中。
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十返舎一九の「東海道中膝栗毛」を、現代語訳して、子ども向けに翻訳した1冊。
読みやすい文章で、挿絵も多いから、子どもでも読みやすいと思う(あんまり低学年過ぎると難しいか)。
大仏殿の柱の穴を潜るのにつかえちゃう弥次さんがかわいいやら笑えるやら。
でも正直、この作家さんの文章の書き方は、私にはあんまり合わないんだよね…。
てか、これ読んだら、土田よしこさんの「東海道中膝栗毛」読みたくなった。
でもこの本のイラストの雰囲気とは全然違うよね。どっちを先に読むのがいいのかとは思う。 -
弥次さん北さんの美男子なイラストに、BLとまではいかないまでも三浦しをん的(?)同士愛要素が加わって、今風な仕上がり。
東海道五十三次を旅してみたくて、予習の手始めとして読んでみたがあまり町や道中の描写は出てこない。旅気分を味わうには物足りない。原作ではどうなのだろう?
20140712