- Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265068029
感想・レビュー・書評
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〝お天気のいい日には、お昼ご飯を食べたあと、お母さんと私は、シープドック(牧羊犬)のチンクを連れて、お散歩に出かける。「ひろびろ原っぱ」の端っこで、大きなふるい「どんぐりの木」が、いつも私たちを待っている。みんなも、この木が大好き。ところが、ある日突然、どんぐりの木が枯れ始め・・・〟幼い少女の目を通して、環境汚染から自然を守ることの大切さを静かに訴え「今、私たちに出来ること」を問いかけた物語絵本。
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<閲覧スタッフより>
環境汚染による自然破壊について考えさせられる絵本です。幼い子供の目を通して描かれています。社会問題を扱った絵本が多い著者の作品は重く感じますが、明るい水彩画で希望を感じさせてくれます。
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所在記号:726.6||カシ||2
資料番号:10185800
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「アリスのうちの牧場にはえている、ふるいふるいおおきなどんぐりの木。アリスもみんなもこの木が大好き。ところが、ある日とつぜん木が枯れ始めて…。環境汚染による自然破壊を、幼い少女の目から静かに問いかける話題作。」
・古い、大きなどんぐりの木が気に入って、その土地に住むことにした女の子と両親。木の下で豊かな時間をすごす。しかし、ある日、だれかが捨ててはいけない化学薬品を木の下に不法投棄していき、木は枯れ始める。
・読みやすい本ではないが、身近にある木、そして植物を育てたり自然の中で遊ぶ心地よさは幼い子でも知っているので、小学校低学年でも読んであげると興味を持って聞くと思う。こういう考えさせられる静かで美しい絵本には幼いころから大人になるまで出会い、読み続けたい。
◎「希望と祈りをもった美しいエンディングで、全体的に静かな絵本だが、静かにいくつもの問題を掲示している。ゴミの不法投棄、樹木医や役所の対応、善意の人たちの助力、そして大自然の自浄力、生命サイクル。ちっぽけな人間でも、自然の営みにほんの少し手を貸すことができることが喜びだ。」(別冊太陽『こころをかがくする絵本100』の紹介より) -
14'45"
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いかにもな話で、ちょっと鼻白んでしまった。
環境を考える切っ掛けとして、子供にはよいのかもしれないけれど。 -
7分
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分類=自然・森林。00年10月。