フシギ伝染 (YA!フロンティア2)

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 27
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265072026

感想・レビュー・書評

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  • ある小学校のクラスメイト8人が遭遇するフシギ。
    ひとつひとつの話は短いので物足りなさというか言い足らない部分も感じたのですが、読み進めているうちにその語られない部分にフシギを膨らます部分もあるような気にもなってきました。
    魔法のヤカンが叶えてくれた望みとは? UFOに出逢った少年、空を飛べたらどこへ行く? スプーンを曲げる超能力、などなど子どもたちの日常のすぐ横に忍び寄るフシギ。怖くもあり楽しくもあるフシギを味わえます。

  • クラスメイトに不思議が伝染していくお話。
    繋がってるタイプの短編集だけど
    どの話もテーマがあるわけではないようで
    全体的に物足りなさがかなりある。
    題名にひかれたけど
    私には残念な本だった。

  • ちょっとだけ不思議な話8編。
    1話目に少し出て来てその話の主役と少し接した人が次の話の主役になっているあたりがタイトルの「伝染」。

    少し不思議なことが起こるけれど、日常の中のちょっと不思議な体験といった感じで、基本的には主役に大きな変化は起きない。
    ヤカンの精を見たり、正夢を見たり…。
    伏線やどんでん返しはないので、不思議な体験止まりなのでちょっと物足りないとも感じる。
    表紙から怖い不思議な話を期待していたので尚更…。

    「UFO基地へ」がちょっとハラハラした。
    「スプーンと僕の曲がった関係」はタイトルが凝っている。
    思春期のパワーがスプーン曲げの能力へ…。

    最後の「クローン男の伝説」だけは、バッドエンドっぽくてホラーチック。
    最後の主役と1話目の主役が接点あるかなと思ったけれどなかった。

  • 2012年2月16日

    装幀/平木千草

  • 図書館のYAのおすすめ本の中にあったこの新しいレーベル(?)「YA!フロンティア」の本。
    前のが面白かったので、このシリーズ作品数も少ないし、全部借りようと予約していた本。
    YAというよりも、どちらかというと“子ども向け”の本かなぁという印象。
    内容は正直微妙。
    ただ、連作集なんだけど、連作の持って行き方が、そこそこ自然だったかなぁ。
    まぁタイトルとの関係は、なおさら微妙だったけど。
    ちょっと自分の仕事にも参考になりそうで、改めて“読書”の仕事に与える影響なんぞも気づかされる作品でした。
    やっぱりぼ〜っと読んじゃあいけないな。

  • 息子用。

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著者プロフィール

【板橋雅弘・作】  東京都出身。中央大学法学部卒。ラブコメ漫画『BOYSBE…』の原作を手掛けたほか、著書多数。近作に『ウラナリ』シリーズ(講談社・YA!ENTERTAINMENT)がある。

「2014年 『ぼくはまいごじゃない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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