キラメキ☆ライブハウス1 (YA!フロンティア)

著者 :
  • 岩崎書店
3.20
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本棚登録 : 13
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265072187

感想・レビュー・書評

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  • この内容で約1000円というのは…(-_-)作家のファンじゃないと手は出せないね。

  • 小学生向けの小説だった。でも、意外にも面白かった。芸能界と音楽についての話なので読みやすかった。

  • 確認先:稲城市立中央図書館

    随所に「水曜どうでしょう」のオマージュが溢れているために(次回予告と書かれたコミックページはその最たるもの。脳内でガメラのテーマソングが流れたほど)、そうしたオマージュとの間で清算する作業を強いられる。イメージとしては「四国R-14」が下地になって、そこに少女文学のエッセンスが加算されているような印象だ。悪い作品ではないが、どうもなじみにくいという印象はついてまとう。
    岩崎書店のYAフロンティアシリーズは実物を確認するのは初めてだが、どうやら、YAと呼ぶには少々児童書のきらいがあるなとも実感(岩崎書店はもともと児童書の版元である。余談だが、同書を購入した目黒区立図書館の場合、本書をYAコーナーではなく児童書コーナーに入荷している)。とはいえ、そこにあるのは恋よりも青春まっしぐらという筋道。ここまでやられると、子どもの心理を少々誤解なさっておいでかと不安になってくるのもやむを得ないか。
    続編よりもまずは児童心理の方での清算が先といって糾弾するか、恋愛を主体に押し出さなかっただけマシと評価するか悩ましい作品であることは間違いない。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。白百合女子大学、共立女子短期大学、群馬県立女子大学、駒澤大学、武蔵野大学で講師を務めている。日本文藝家協会会員、日本児童文学者協会会員。1989年に「桐下駄」で毎日新聞社主催《小さな童話》大賞を、92年に「水族館」で中央公論社主催の女流新人賞を受賞。著書に『童話を書こう!完全版』(青弓社)、『極悪飛童』(文渓堂)、『ぽっぷ』「キラメキ☆ライブハウス」シリーズ(ともに岩崎書店)、『星にねがいを』(偕成社)、『乗り合いUFO』(大日本図書)、『とうさんはコケッコかんとく』(国土社)、『パパが消えた?』「生きる力を育てる絵本」シリーズ(ともに学習研究社)、『空色バレリーナ』「夢見るアイドル」シリーズ(ともに角川学芸出版)、『お笑い一番星』(くもん出版)など。

「2014年 『子や孫に贈る童話100』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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