たべて うんこして ねる

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 260
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265081905

作品紹介・あらすじ

たべて、うんこして、ねる。食と人をテーマに創作活動を続ける夫婦ユニットはらぺこめがねが、コロナ禍中に見つめ直した愛おしい日々の営み。兄妹の成長と共に描く。

感想・レビュー・書評

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  • 当たり前のことなんだけど、それが一番大事。
    食べてうんこして寝る。
    これができればきっと毎日を生きていける。

  • 美味しそうなごはんを「たべて」、きばって「うんこして」、それぞれの寝相で「ねる」人々の有り様、営みが次々に登場します。猫や鳥もいます。涙ながらに友だちと別れて引っ越していく子も、ちゃんと「たべて うんこして ね」ています。平和です。安心して生きる基本です。

  • 我が家の家訓です

    辛いことがあった時、
    食べることも、寝ることも、うまくできませんでした。
    ご飯が美味しいと思えた時、生きていると実感しました。
    たべてうんこしてねる
    当たり前に思えることも実は幸せなんだと気付きました

    何があっても淡々と生きていく
    それで充分
    それこそが幸せなんだと
    絵本を通して
    教えてくれていると感じます。


    色使いも、細かい布団の柄も、美味しそうな食べ物の絵も人物の表情もとても好きです。
    読むと、私は勇気付けられます。

  • たべて うんこして ねる

    テキストは主にこれだけなんですが、絵にストーリーが。

    お腹にいる妹と男の子、父母の4人家族。
    たべてうんこしてねるを繰り返し、時は流れます。
    お腹にいた妹は、生まれて成長し、学校へ。
    男の子ももちろん成長していきます。
    ある日一家は引っ越し。
    おじいちゃんおばあちゃんのいる田舎で暮らすことになるのです。

    どんな時も食べてうんこして寝る。
    うれしいときも悲しい時も。
    そして「たべるんだ」
    力強く生きていく、ということを感じる絵本です。

    全然違いますが、雑誌の「ku:nel (クウネル)」を思い出しました。
    生活を大切にしている点で共通ですね。

  • 「たいよう ぴっかーん」の後の力強い「食べるんだ」の一言に泣きそうになる。「食べるんだ」の前にはたくさんの「だけど」や「それでも」が潜む。生き物の根源をとても美味しそうなごはんで描いている。

  • 生まれてからこの世を去るまで延々と続く行為。
    当たり前のことができる、なんて幸せだ。
    今生のテーマ。

  • たべて うんこして ねる の繰り返し そのとおりですよね。そうしてみんな大きくなっていくのですね。

  • 生き物、そのものを表現した絵本。
    生命の力強さを感じました。
    たべて うんこして ねる
    その通り。その通りなんだけれども、とても大切なことを教えてもらえました。
    食べることは生きること。
    どんな状況でも、食べて、排泄して、寝る。大人も子どもも、とっても大切なこと。
    3歳の娘も、6歳の息子も、そして私も、一瞬にして虜になった絵本です。

  • その通りなんだよなあ…。
    世界の真理。

  • 絵のタッチがふわっとしている割に すごくリアルに感じられるのが、とても不思議でした。

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著者プロフィール

2005年京都精華大学デザイン学科卒業後、グラフィックデザイナーを経て2008年にイラストレーターとして独立。2011年はらぺこめがねを結成。絵本に『フルーツポンチ』(ニジノ絵本屋)、『やきそばばんばん』(あかね書房)、『くだものさがしもの』(PHP研究所)、『かんぱいよっぱらい』(岩崎書店)、『みんなのおすし』(ポプラ社)、『にくのくに』(教育画劇)、『はらぺこサンタのクリスマス』(ほるぷ出版)、『かける』『あげる』(佼成出版社)などがある。
「食べ物と人」をテーマに幅広く活動している。

「2023年 『あける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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