新版 日本の伝統芸能はおもしろい 野村萬斎と狂言を観よう

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 22
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265083749

作品紹介・あらすじ

映画やテレビでも大活躍する狂言師・野村萬斎が狂言の歴史、面や装束、型、舞台、演目をやさしく解説。3歳から舞台を踏んでいる息子の裕基さんと一緒に型の練習をしてみよう。

感想・レビュー・書評

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  • 野村萬斎が狂言について説明している。

    型が丁寧に説明されており、軽快さ、躍動感が伝わってきた。イメージで楽しむ世界なのだとわかった。

    狂言の一家に生まれて、狂言師になることを強要されたことはないというが、なぜ狂言をやらなければならないのかという問いに対し、自分は親に怖くて聞けなかったということから、圧は感じていたのだろう。
    実際、他の伝統芸能でも、直接、家を継げとはいわれていないが・・という話はよく聞かれる。

    1年間海外に留学することで、客観的に狂言や、自分を顧みたり、視野が広がり、結果的に活躍の場が広がる良い機会になったのだろうなと感じた。

  • 児童向けだから
    分かりやすい文章と写真
    とても良かった
    勉強になった

    市図書館にて借りる

  • 6年生教科書・光村図書(下)
    「柿山伏」関連図書。

  • 6年生教科書・光村図書(下)
    「柿山伏」関連図書。

  • 狂言のことを知ることができる本なのは間違いないのですが、それよりも、なんだか野村家ファンブックのような様相を呈しています。
    野村万作、野村萬斎、野村裕其と、野村家3代、歴代の写真満載です。

    昨日は落語の本でしたが、狂言は語りではなく演技で見せる芸能だけに、ひとつひとつのしぐさがとても大きいですね。比べてみるのも面白い。

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著者プロフィール

1954年東京都生まれ。日本の演劇・芸能評論家。
早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経てフリー編集者となる。
古典芸能を中心に舞台芸術の書籍を編集執筆する。
主な著書に、『日本の伝統芸能はおもしろい』(全6巻 岩崎書店)『幸四郎と観る歌舞伎』(アルテスパブリッシング)
『週刊誌記者 近松門左衛門』(文春新書)など多数

「2019年 『西洋膳所 ジョン・カナヤ麻布ものがたり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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