ふなひき太良―沖縄の絵本 (創作絵本 2)

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 119
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265909025

感想・レビュー・書評

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  • 2023.9.21 4-3

  • 沖縄の一孤島に生まれ育った太良はいつも大めしをくらって寝てばかり。ある、ききんの年、村びとのためにたちあがり…。

  • 母が版画、創作絵本で儀間比呂志先生に師事していました。力強い版画と沖縄の風景が素晴らしい。戦争画絵本も皆さんに読んでほしい。
    楽しい昔話もたくさん有ります。
    沖縄名護駅に先生の絵が飾られています。

  • 力強い絵柄にたがわず、のびのびとしたお話。

  • 太良(たらあ)
    孤児を育てたら、家よりも大きく育つ。
    いつもは寝てばかり、政府の船が来て、年貢を納めるよう催促したので、太良が船を引っ張って、船に乗せてあった米俵をみんなに振る舞う。

    たらあ、沖縄の絵本


    レビュー登録をしたのは25日だけれど、読んだのは3月23日。

  • 神様は困ったときのために、色々なものをつかわしているんですね。

  • 沖縄の民話。
    浜に捨てられていた子どもがすくすく成長するもごろごろしているだけ。だがある嵐の後、何も食べるものがなくなり困り果てた人々に役人が年貢をだぜと追い立てられると太良は沖に停泊していた役人の船を陸にひっぱりあげ村人を助けると岩になってしまいます。

  • 昔の物語って、よく”大男”が出てきますよね。
    どうしてだろう・・・?

    この物語に出てくる太良(たらあ)は、いーっつも寝ているのだけれど、
    あるときムックと起きあがります・・・

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著者プロフィール

1923年那覇市生まれ。1946〜51年、大阪市立美術研究所で洋画を研修し、その後、上野誠に木版画を学ぶ。1970年から木版画に専念。創作絵本『ふなひき太良』(毎日出版文化賞)を皮切りに絵本を多数出版。『沖縄戦版画集 戦がやってきた』(沖縄タイムス社芸術選賞絵画部門大賞)、『沖縄の鳥人 飛びアンリー』他。

「年 『版画集 儀間比呂志の沖縄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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