ぼくときどきぶた (あたらしい創作童話)

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 471
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265916368

感想・レビュー・書評

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  • 発表会に向けてグループ3人の希望を全部取り入れた、手作り紙芝居。そこに登場させた魔王が紙芝居から飛び出してしまって…。表紙絵の通り、魔王の仕業で何もかもぶたになってしまい大パニック!と思いきや、意外とみんな楽しそう(笑)正義に燃える元井先生だけは人間のまま。。そんな元井先生とグループ3人は、魔王を退治できるのか?!

    ファンタジー&ユーモアあふれるこのシリーズ。いたる所で子どもたちは大爆笑だった。

  • まさか、紙芝居から魔王が、出て来るなんて思わなかったです。

  • 3年生の畠山則安、あだ名が十円安という男の子が主人公。班で紙芝居を作ることになり、みんなの意見(宇宙人が地球を攻撃して、魔法使いがでてきて、こぶたがピクニックでお弁当を食べる)を取り入れた結果、へんてこなストーリーの紙芝居が完成した。
    さあ、いざ紙芝居をクラスの前で読もうとしたら、紙がプルプルと震えて…中から本当の魔王(悪者)が飛び出してきてしまった!
    魔王は紙芝居のストーリー通り、ぼくたちや、校長先生を人間から豚に変えてしまった。悪い魔王をやっつけようと、魔王を追っていたら、人間たちは次々と豚にされているし、気づけば知らない通り、豚しかいない世界を、歩いていて…。

    奇想天外な話。キャベツくんや、ゴム頭ぽん太郎などの雰囲気が好きな子どもが、次のステップに読む本として良いかも。

  • アクシデントが起きた際、担任の先生は真っ先に教室から逃げ出したり、校長先生は人間に戻るのを嫌がったり…やけに大人の描写がリアル(笑)

    最後に紙芝居の隙間からゴキブリが出てきて終わるところが、パニック映画とかの終わりと同じで、子ども向けの本なのに怖さを演出してくるなと思いました。

  • 私もブタになりたい。

  • ≪県立図書館≫

    シリーズの回が進むにつれ、気安くぶたが出現するようになってくる。
    もう、ぶたになっていた記憶すらのこっている。
    どんどん大胆な話になってくるなぁ。

  • 元井先生以外の人や乗り物など全部がぶたになってしまって、不思議な世界になったことが面白かった。
    でも本当にこんなことになったら怖いな…

  • ほんとうはほし20くらいにしたいくらい。みんなぶたになっちゃうの。もとい先生っていう人いがいは。ぶたのくにになっちゃう。まおうのせいで。

  • ぶた学校がなんとなく面白かったwww

  • 色々なものが豚になって面白いです

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著者プロフィール

【矢玉四郎・著】  大分県別府市に生まれる。作家、画家。日本児童出版美術家連盟(童美連)・日本文藝家協会会員。作品に『はれときどきぶた』『はれたまたまこぶた』などの、はれぶたシリーズ。『はれぶたぶんこ』10巻、版画絵本『じろきちおおかみ』(以上岩崎書店)『おべんとうのえんそく』(教育画劇)『おばけうんどうかい』(PHP研究所)『まほうおしっこシーコッコ』(文研出版)保育絵本『ぶらんこぶーちゃん』(ひさかたチャイルド)など多数。仏道修行中。趣味は尺八。

「2014年 『時計がわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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