親切キップだかぎばあさん (あたらしい創作童話 55)

著者 : 手島悠介

• 岩崎書店 (1992年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[翼さんの感想 · 2014年8月19日]

【図書館本】親切の強要はする方もされる方も嫌だなーと思って読み始め、そもそも親切って何？　ってなって、小学生らしい“親切”が微笑ましく思った。後半は“いい話”になってて出来過ぎなんだけど、これもアリかな、と。親切のタネ明かしをした後のみんなの反応も見てみたかった。

著者プロフィール

著者／手島悠介（てしまゆうすけ）
１９３５年、台湾市高雄市に生まれる。戦争末期、台湾各地を転々と疎開し、１０歳のとき引き揚げる。学習院大学文学部哲学科中退。雑誌のライターを経て、児童文学を執筆する。主な作品に『かべにきえる少年』『がんばれ！　盲導犬サーブ』『天国へいったサーブ』『日本のみなさんやさしさをありがとう』（以上、講談社）『大地震が学校をおそった』『裁判とふしぎなねこ』（以上、学研）、「かぎばあさん」シリーズ（岩崎書店）などがある。

「2016年 『星になった子ねずみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」