小説 土佐堀川―女性実業家・広岡浅子の生涯

著者 :
  • 潮出版社
3.43
  • (3)
  • (3)
  • (5)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267011948

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 朝ドラ、びっくりぽん、の原作であります。広岡浅子の生涯、京都の三井家から、大阪の商家に嫁入りし、幕末から維新の経済変動をいかに乗り切ったか。そして、新たな時代にどう立ち向かったのかを知る、良書であります。明治時代のベンチャー精神を垣間見ることができます。

  • 久しぶりの読書で面白くて一気読み。

  • NHK朝の連ドラに興味をもって図書館で借りてみた。三井家に生まれ、大阪加島屋に嫁いで商才を現す女性実業家の話しがテレビとマッチしていて読みやすい

  • 話題の朝ドラの原作

  • 今度NHKの『あさが来た』って朝ドラになるらしい。
    三井家に生まれ、大阪の豪商加島屋に嫁ぎ、御一新後は炭鉱に手を出したり、日本女子大やら大同生命やらを創った広岡浅子さんのお話。
    女性実業家の草分けって人みたい。
    小説って割にはサクサクと話が進むので、苦労したっぽいけれど、共感とかワクワク感はありませんでした。
    道徳の副読本とか、偉人の伝記みたいな感じ。
    ドラマだと面白くなるのかな?

  •  商売が好きで商才もあり、数々の事業を起こし、社会貢献もし、人も育て、息つく間もなく駆け抜けた女性の人生。

     もちろん創作も入っているのだろうが、伝記的な作品。

     浅子の波瀾万丈の人生をドキドキしながら読んでいたが、後半はどちらかというと斜め読みに近い所も多かった。多くの人の名が次から次へと出てくるし、年表的に出来事を追っていく部分もあるから、ちょっと飽きてしまって。

  • 2015_01_21読

  • 両替商の加島屋に嫁ぎ、経営の危機を乗り越えるため、炭鉱、銀行、生命保険など、事業を多角化し繁栄させた広岡浅子さんという実在の人物の物語。村岡花子さん繋がりでこの人に出会ったが、女子教育にも力をいれておられたことも特筆すべきことである。
    ちまたのビジネス書よりも、実在の人物が必死に生きて生き抜いた様の方が、よほど説得力があると思う。広岡浅子さん。男勝りの人生にあっぱれである。

  • 女性起業家:広岡浅子の小説。すごく感銘ウケました。
    一生懸命であること、心が大事なこと、すごく勉強になりました。かくありたい。

  • 67

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東京女子短期大学大学部卒。著書に「赤き心を」「風花の城」「一輪咲いても花は花」「性転換」「炎の河」など。日本文芸家協会会員。ヴィクトル・ユゴー文化賞受賞。潮出版社文化賞受賞。著書「小説土佐堀川」がNHK朝ドラ「あさが来た」の原案となる。

「2017年 『きっと幸せの朝がくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

古川智映子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×