- Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784267016431
感想・レビュー・書評
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満たされない心。
鬼 1995 飢饉 他許自救 ★4
肥長比売(ひながひめ) 1993 女 情念 ★3
着道楽 1993 着物 霊 ★3,5詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分は不幸だと感じる人にお薦めです。現代の日本に生まれた自分は幸運だと、心の底から思えるようになるでしょう。
個人的には表題作よりも、同時収録の『肥長比売』の方が気に入りました。この著者が得意な、日本神話と人間の情念を題材にした作品です。 -
コミックス版を持っていて、今は手放してしまったのだが、どうしても今再読したい気持ちが湧いて文庫版を購入。『東京喰種』を読んで以来、人肉食に興味が寄せられて行っている性もあるが、とにかく色々重なってどうしても読みたかった。持っていた時も、怖いのに何度も読んでしまう中毒性のある作品だった。再読して、確かに「怖い」のは変わらずなのだが、97年発行のコミックスを読んでいた時は完全に「怖いもの見たさ」が先行して読んでいたんだな、と言う事が判明した。今回再読して見て、山岸さん作品共通のねちねちと湿度を伴い粘着質な「怖さ」演出のない、ある意味突き抜けた乾燥感のある「怖さ」は健在だが、子供の怨念が~と言う怖さは微塵も感じなかった。それは巻末に作者自身が書かれていた後書「漫画が描けなくなった。癒しと言うものが初めて描けた作品」と言う部分が、今の年齢になってやっと解ったんだろう。
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半年ぶりくらいに読んだ。
再読数不明。
天才。 -
(1)鬼…浄罪と救済の物語。
(2)肥長比売…「わたしは不実な男か?」って、貴様(怒)!
(3)着道楽…早く成仏してください(-人-)。 -
これも、未読もありそうだから、読みたい。
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怖さと面白さがちょうどいい。鬼はだれか…
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着道楽、地味に怖い。執着を残してるおばさまも、それをあっさりもらっちゃう姪っ子も。