三国志 (52) 街亭の戦い (希望コミックス (160))

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267901522

作品紹介・あらすじ

蜀の猛追撃を受けて、魏の曹叡は追放した司馬懿仲達を呼び戻す。大任を得た仲達は、再び蜀に寝返ろうとしていた孟達を速攻で討ち取った。仲達が蜀の兵糧補給の要害、街亭に目をつけるが、孔明は万全の布陣をしいて対抗。しかし街亭の守りについた馬謖は自らの才で功をとげようと、孔明の命に背いて山頂に陣を張ってしまう……。

感想・レビュー・書評

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  • 馬謖が負ける。

  • 魏で冷遇されているため、蜀軍に戻ろうと孔明に接触を図る孟達。しかし、司馬懿仲達を甘くみたため、討たれる。
    司馬懿仲達は蜀の食糧補給路の街亭に目をつける。対して孔明は、馬謖に守らせることとする。しかし、孔明は違和感を感じ、列柳城にもしものことがあったときの備えとして高翔を送る。
    副将王平の忠告も聞かず、功に焦った馬謖は、地の利を得れない山頂に陣を敷く。山頂は水場がない。
    案の定、馬謖の陣は囲まれ、籠城するも水もなく兵の士気は下がっていく。そして、街亭も列柳城も魏軍の手に落ちる。孔明の長安を落とし、洛陽に攻め入る望みは叶わぬものとなる。
    孔明は蜀軍の食糧貯蔵庫である西城に入り、食糧を漢中に移動させ退却準備を進める。そこに十五万の大群を引き連れた司馬懿仲達が現れる。
    西城には二千五百ばかりの兵しかいない。そこで、孔明はあえて旗を隠し、やぐらで琴を奏でた。その様子に、何か孔明の策があると見た司馬懿仲達は、退却する。
    全軍が漢中に退却する総殿は趙雲。一人で狭路に立ち、槍に弓矢に武芸を大披露し、優雅に退却していく。
    蜀軍が退却した後に、司馬懿仲達は西城に入る。そこで、孔明の琴は、大軍を退却させるために公明が用いた一芝居であったと知る。(実際、城には少人数しかおらず、攻められればひとたまりもなかった。)
    司馬懿仲達は、戦には勝ったが、智略は孔明に及ばぬと嘆くのであった。

    馬謖が才に溺れてやらかしてしまいました。
    史実を一才知らないので、趙雲はここでやられてしまうのかと危惧していましたが、優雅に活躍しておりさすがの安定感です。
    司馬懿仲達サイドから、孔明の智略に敵わなかったというように描いてありますが、結局蜀軍を退却させたており、孔明の思いのままに行かなかったわけで。司馬懿仲達、もっと喜んでいいのに。

  • 馬謖ほんとバカ!そして司馬懿が出てきてことによって、孔明と対決出来るキャラクターが出てきて面白くなってきた!

  • 馬謖の大失態。

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著者プロフィール

ロングセラー「三国志」をはじめ、「水滸伝」「項羽と劉邦」「殷周伝説」(いずれも小社刊)をはじめ、著書多数。

「2019年 『カジュアルワイド 三国志 6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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