トム・ピーターズのマニフェスト(1) デザイン魂 (トム・ピーターズのマニフェスト 1)

  • ランダムハウス講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270000830

作品紹介・あらすじ

狂気と混沌の時代よ、ようこそ!デザイン、それは愛!嫌悪!とりこにするもの、と・り・こ!簡潔さと才能の幸福な結婚だ!そして、夢!夢!夢!情熱の経営グルが4年を費やして贈る待望のシリーズ第1弾。

感想・レビュー・書評

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  • 11/16小山龍介のセミナーで紹介された

  • ・デザインとはまさに、わたしの愛する対象、そして愛する理由そこものだ。
    ・デザインとは、わたしを狂わせ、トリコにするもの。
    ・デザインとは、愛と憎しみを分ける根本的な違い。

    ○新時代の企業の魂
    1."魂"を与えるものになれ
    2.「愛情の対象」を記録しよう
    3.「嫌悪の対象」をバネにする
    4.気持ちがよいと感じるなら、溺愛する
    5.サービスにも取り組め
    6.掘り出し物を探せ
    7.あらゆるものを、そのうわべで判断しよう
    8.様々な標識に注目する
    9.様々な書式に誠意を尽くせ
    10.怒り続けろ

    ○忘れられない経験を与えてくれる
    経験を考える。語る。実例を見る。実例を分析する。

    ○心からわき出るブランディング
    1.あくまで質問を続ける
    2.自分が何者かを明らかにする
    3.約束を忘れるな
    4.説いてまわる
    5.凝縮する
    6.動詞に反映させる
    7.一流の「役者」になる
    8.法則に従う
    9.ソフトであり続ける
    10.最高の情熱を傾けてデザインせよ

  • あつい!とにかくあつい!日本にはまずないタイプの本。
    このパッションがあらゆる活動の根底に必要なもの。デ
    ザイン、ドリーマーケティング、ブランディング…これか
    らやりたいことすべてが網羅されてる。一生ものの一冊。

    ビジネスにはデザインが必要だと感じているあなたへ!


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    ▼3 つの共感ポイント▼ 

    ■われわれはいまだに「満足している顧客」という高い
     目標に拍手を送っている。違う。われわれがあくまで
     専念しなければならないのは、活き活きした懐の深い
     感動的でそして斬新な“顧客の経験”の創出だ(P68)

    ■効果的なブランディングとは、外面的というよりも、
     ずっとずっと内面的なものだ(P124)

    ■あらゆるリーダーシップはすべて演技だ!(P146)


  • エネルギーが本からほとばしってる感じ。
    パラパラめくるだけで感染して、
    バイタリティが満ちてくる。
    一つの意思。ライフスタイル。
    デザインの重要性を痛感する。

  • シリーズもので読んでおきたいと思い手にした1冊。
    確かに、designのもつ新たな面に気付けたような。。。
    人と違うってことの魅力も感じた。

  • ■読書日時

    2009/3/15

    ■書名

    書名:トム・ピーターズのマニフェスト(1) デザイン魂
    著者:トム・ピーターズ

    ■概要

    経営のグルと言われる、トム・ピーターズがデザインに
    ついて記載した本

    ■感想

    相変わらず独特の言い回しと、文体で記載されています。

    本書はかなり抽象的な表現を使用しているため、分かり
    づらい部分もありますが、デザイン=経験という位置づ
    けです。

    そして、経験(experience)は辞書に記載されている全て
    の言葉の意味を含んだ言葉として使われています。

    本書は、企業のデザインから初まり、最後は個人のデザ
    インにテーマが移行しています。
    この人は、自分をデザインし、自分をブランド化するこ
    との重要性を非常に強調しています。

    自分をどうしたいか?悩んでいる人は読んでみてもいい
    と思います。ヒントが得られるかもしれません。

    ■共感できた点

    ・デザインは"そんなものかな"という程度のものではな
     い。

    ・われわれはみんなデザイナー。デザインは形のある物
     体が対象ではない。

    ・欠陥ゼロに関する問題。思い切った失敗のない所に、
     思いがけない成功はない。

    ・これから3時間集中して次のテーマを議論しませんか。
     "あなたは何者なのか?"

    ・あなたは何をしたいのか?あなたは何を伝えたいのか?

    ■この本を読んで思い出した点

    ・70ページの企画書を1ページにまとめた。仕上がりは
     美しかった。

    ■新たな発見があった点

    ・チーフデザイナーが取り締まり役になっている。でな
     ければ最低でも経営委員会のメンバーだ。

    ・私の秘訣。デザインノートなるものを作り記入し続け
     ること。表紙にはクールと書き、裏表紙にはダサイと
     書く。そして目に留まったものを記入する。

    ・システムの話題で、美しい、優雅といった言葉はめっ
     たに聞かない。

    ・価格に見合ったものを返す(サービス)
     自転軸が動くほど地球を揺さぶる(経験)

  • リクエスト中

  • ・デザインの役割は、どれだけ美しいものを創造できるのかを実証することだ。デザインには限りなく奥深い力がある。世の中を変え、未来に影響を与える手段だ。――ディーン・クラフ、アーネストホール

    ・多様性を最前線の中央に据えている。"デザインの卓越性"の核心は、"圧倒的な違い"に対する感受性だ。組織の内部、そして組織の外部に存在するコミュニティを構成する多彩なメンバーの鋭敏な感受性だ。

    ・私の秘訣。「デザインノート」なるものをつくり記入し続けること。

    ・リストを積み上げてきたおかげで私の感覚は、以前よりはるかに研ぎ澄まされた。

    ・デザインには魂ほどの深淵さがある。それだけ重要だ。

    ・「デザイン」はモノをいかに見せるかであり、「システム」はモノをどう動かすかだ。

    ・あらゆるメモを類を1ページに、凝縮しよう。書きとめるに値するなら、それは編集に値する。

    ・読者も私と同じように、誇り高きプロではないのか?あるプロジェクト(たとえば、業績、経験)に要求する読者や私の基準が、シルク・ドゥ・ソレイユの経営者や出演者の基準よりも、なぜ、劣っていなければならないのだろうか?

    ・『どんな経験をしているか?』という問いかけは、『このサービスに満足したか?』という質問とは、天と地ほどの違いがある。

    ・「われわれはことばを形成する。その後、ことばがわれわれを形成する」

    ・その研修コースは「あらゆる社員の人生観に革命的な変化をもたらす」べきではないのか?

    ・"思い切った"失敗のないところに、"思いがけない"成功はない。以上。

    ・仕事で使っている言葉を徹底的に吟味する。その意味をひ・ろ・げ・る。

    ・優れた企業は、こうした尺度を飛び越えて、自分たちのブランドに象徴させたいものは何か、そして社内社外両方の世界からどんな目で見られ、感じ取られるようにすればよいのかというテーマを見据えている。

    ・効果的なブランディングとは、外面的というよりも、ずっとずっと内面的なものだ。

    ・競争相手に絶対にこちら側の定義をさせてはならない。反対に、自分が本当に大切にしている視点を軸にして、自分自身を定義することが重要だ。

    ・情報や情報分析がコンピュータの守備範囲になるにつれ、社会は自動化できない人間の能力に、新たな価値を求めるようになるだろう。 

    ・「ビジョン」というものが生きるのは、それを一等兵が自分のものにし、その"ビジョン"(すばらしいブランドプロミス)に対する信念を持って、銃撃戦に飛び込んで行くときだけだ。

    ・第 5 章のほぼすべて。

  • デザインは表面的な問題ではなく、企業の魂!デザインせよ!

  • イラスト入りで非常に読みやすいブランディングなど企業とデザインに関するお話。

    デザインを消費するということは、ただ商品を消費することではないことは漠然とわかってはいるが、これだけビジュアルに説得されると、非常にわかりやすい。

    雑務なんかで心が折れそうなときに、デザインの重要性を再確認するのにお勧め。

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