いつか、星にほほえみを (ランダムハウス講談社文庫)

  • ランダムハウス講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270100448

感想・レビュー・書評

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  • なんだか悲しい話しだった。

    一応最後に救いはあるし、不幸な結末というほどではないかもしれないけど…
    でもやりきれない。
    なんだろうこの悲しい感じ。

    あー。なんでなんでこうなっちゃうの?どうにかできないのかコンピュータ!!

    やはり私はメニムシリーズの方が好きかなぁ。
    純粋なめでたしめでたしの終わり方じゃないけど、あの終わり方は好きなんだ。。

    どちらも異端者たちと家族を描いた作品ながら、こちらはユーモラスな場面が少ないのもちょっと寂しい。
    それと、直訳っぽい訳も気になってしまい残念。

    1巻を読んだ時は「ちょっとありがちな海外YAの内容を、SF設定で描いた」という印象がありましたが、3巻読んだらそこは払拭されたので良かった。
    これは3巻とも読んだほうがぐっと良いな。
    やはり個性的な作家さんだと思う。

    ダルリンプルさんが好き。

  • やはり個人的にはあまり響かないシリーズだった。残念。心情に共感していけない感じ。

  • オーミンガット三部作の最終作です。

    一部・二部は以下



    ☆ さよなら、星のむこうへ



    ☆ あの星への切符



    オーミンガット生まれの少年と父の地球での生活から帰還までの話が一作目、オーミンガット星の両親から地球に来てから生まれた少女が、両親から異星人だと知らされ、星への帰還期日が迫っている一家の少女の葛藤の物語が二作目、最終作はオーミンガット星人と地球人の女性との間に生まれた混血の少年の地球での生活と帰還期日が迫った時にこの一家、特に父子に起こる問題を中心に描かれています。



    物語なんだけど、考えさせられます。

    人にとって氏素性が大事なのか、それとも育った環境に重きを置かれるのか・・・

    特に最終作はとても大きな問題提起を感じます。

    13歳の誕生日を向かえ、自分の身の置き所にいつも違和感を感じていた主人公のジェイコブは父親から異星人だと聞かされ、信じられないながらも、今までずっと感じ続けてきた違和感の出所を感じます。

    二作目のネスタと違い、ジェイコブは異星人である自分を受け入れます。

    そして彼らの未来は・・行き先は・・・・・ってやつなんですけどね



    三部作の中で一番切なく、一番引き込まれました。

    三作読んで、色んな謎が解明されます。

    読まれる場合は是非、三作そろって・・お薦めします。

    冬休みにティーンエイジャーになりたて(13歳)のお子様にさりげなくプレゼント・・なんてのもいいかも(^_-)☆

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