ペギー・グランヴィル=ヒックス:歌劇「サッポー」3幕
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「[CD1]1-14.第1幕/[CD2]1-8.第2幕/9-15.第3幕
録音 2012年7月10-20日 リスボン グルベンキアン財団,グランデ・アウディトリオ
この歌劇「サッポー」はオーストラリアの女性作曲家、ペギー・グランヴィル=ヒックス(1912-1990)の壮大な作品で、1963年にミコノス島の石造りのコテージで書かれたものです。もともとマリア・カラスが歌うことを想定して書かれたようですが、彼女が歌った記録はなく、一部分だけを、今回も主役を務めたデボラ・ポラスキが歌った録音が存在しています。木管楽器のソロと巨大なコーラス、煌めく金管のファンファーレ。など古代ギリシャの風景を見事に捉えた音楽です。今回、彼女と台本作家であるロレンス・ダレルの生誕100年を記念しての全曲上演するため、現在考えられる最高のキャストを揃え、この秘曲を完全復活させました。」
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「『アレクサンドリア四重奏』と『アヴィニオン五重奏』によって二十世紀の大作家に加えられたロレンス・ダレルは、若き日にこの劇を書いた。優れた抒情詩を生んだ彼の「島狂い」を骨子として、島に生き、人生を愛し、詩作し、悲しみつつ逝ったサッフォーを主人公とした思いにも、私たちは共感する。ダレルは、「新しいロマン派」の一人と自認していた。この作を基にしたオペラがCDとなり、入手可能である。」