経済学

著者 : 置塩信雄

• 大月書店 (1988年5月30日発売)

作品紹介・あらすじ

『資本論』と近代経済学のエッセンスを吸収。現代経済社会の基本原理を抉りだす、野人的スタイルのテキスト・ブック。

感想・レビュー・書評

[立命館大学教養教育センターさんの感想 · 2022年2月18日]

◆10/30オンライン企画「経済乱世を生きる」で紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=CAwIOji3lf4
本の詳細
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b54464.html

[別府さんの感想 · 2019年12月12日]

【書誌情報＋内容紹介】
著者：置塩信雄
著者：鶴田満彦
著者：米田康彦
ジャンル：経済・経営
出版年月日：1988/05/30
ISBN：9784272110568
判型：A5
頁数：240
定価：本体2,600円＋税

気鋭のマルクス経済学者がつくりあげた野心的スタイルの経済学テキスト．『資本論』と近代経済学のエッセンスを吸収し，現代の経済諸問題や社会主義も視野に収める．
〈http://www.otsukishoten.co.jp/book/b54464.html〉

【メモ】
・ニューケインジアンの私でも楽しめました。特に、「近代経済学とマルクス経済学との対象の違い」を説明した箇所は明快でした（おそらく、マルクス経済学に興味は無く、社会経済学的な話題に私の関心があるからです）。

・久しぶりに、この手の本のアジテーションを見ました。説得力はありません。

・ブクログ & アマゾンでは、本書紹介文の「野心的」を「野人的」と置き換えている。ワイルドな間違い。

【簡易目次】
第1篇　資本制度経済の基礎　
資本制における生産力と生産関係　
商品と貨幣
賃労働と資本
生産に関する決定　
国家・貨幣制度・世界分業　

第2篇　資本制経済の再生産　
価格機構
再生産表式
生産・雇用
恐慌・景気循環
管理通貨・貿易・外国為替レート　

第3篇　資本制経済の止揚　
生産力発展と資本制
資本制の変容
新しい矛盾
資本制の変革

参考文献　[226-227]