ベてるの家の恋愛大研究: STUDIES OF LOVE

  • 大月書店
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本棚登録 : 98
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272360673

作品紹介・あらすじ

恋すれば、みんな変。精神病だって恋はする。セックスすれば子もできる。「当たり前の苦労」をあなたとしたいから、レッツ研究!片想いも、ケンカも、出産や子育ての苦労も、仲間やパートナーと分かちあって「研究」すれば大丈夫!きっとあなたも「当事者」です。

感想・レビュー・書評

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  • 2023/8 図書館

  • 北海道浦河町にある精神障害などを抱えた人の生活の拠点べてるの家で行われている当事者研究のなかで恋愛についての研究をまとめた一冊。

    様々な苦労を抱えた当事者が自身の恋愛についてどのように向き合えばいいかという研究がべてる流の言葉で綴られていました。
    また、浦河町での子育ての具体的な支援内容も書かれており、自身の障害と向き合うことだけでも大変であるのにそこに子育ても重なっても孤立しないシステムが確立されていると感じました。

    本書を読むだけでも、当事者の方は幾多の困難に遭いながらも当事者研究やべてるの仲間たちとの絆を通して乗り越えてきたことを知ることができました。そのなかで本書にある研究で恋愛と前向きに向き合う姿を通して改めて人間の本質的な側面であると感じるとともに恋愛の素晴らしさも感じました。

  • 男性乱用とか、ときめきとか読んでいてしんどくなった。
    この本を面白おかしく読めない。

  • 369.28

  • 病気という経験を受容するためのプロセスを「研究」として各人が追った本、という読み方をした。その価値判断は置いておいて、素直に内容が面白かった。恋愛って大変よねー

  • う~ん。正直思っていたのとはだいぶん違いました。もっと価値観をぶっ壊してくれるような感じかと思っていたので。

  • 恋愛タイプを分類してあるところは、自分も当てはまることがあり、
    おもしろい。
    2010年発行。

  • 精神障害を持つ人たちの恋愛研究。
    一般の人の恋愛の参考になるかはわかりませんが、「今日も明日も明後日も順調に問題だらけ」とか「安心して絶望できる人生」とか大変魅力的なフレーズが出て来ます。
    精神障害者同士の結婚や子育てがどのようにサポートされるのかは全く知らなかったので、「そうでしたか」という感じです。
    自分ちの金銭管理が出来なかったり家事ができなかったりする人が、生まれてくる子どものために、社協に金銭管理をしてもらい、サポーターに家事を教えてもらい、赤ちゃんが泣いたらどうするかを多人数のロールプレイで学んでいく。
    他のべテルの本も読んでみようと思いました。

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