統合保育で障害児は育つか: 発達保障の実践と制度を考える (子育てと健康シリーズ 10)
- 大月書店 (1997年5月1日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
- / ISBN・EAN: 9784272403103
感想・レビュー・書評
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後半部分に
「障害児をもつ子どもに対する保育は、統合保育の形態だけが望ましいなどとは言えません。障害児の多様性に応じて多様な場が用意されなければなりません。そして、それぞれの場の保育条件をできるだけ十分に整備し、充実したとりくみを発展・・・」
とあるように、とても現実的な考えをされている方で、ある意味安心して読むことができました。どの子に統合保育か専門保育か。訓練の頻度という新しい視点も得られ、一人一人の実態から、どちらが発達の保証が得られるのかじっくり考え答えを出す必要を実感しました。そして制度面の改善の不可欠さも。
読みやすいので機会があれば読んでみるといいかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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