ヨハネス・ケプラ-: 天文学の新たなる地平へ (オックスフォード科学の肖像)
- 大月書店 (2010年9月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784272440573
作品紹介・あらすじ
たび重なる家族の災厄、教会間・国家間の戦争に翻弄されつづけながらも神聖ローマ帝国数学官としての職務をまっとうし、真の信仰と「世界の調和」を求めつづけたケプラー。天文学に新たな地平を拓いたケプラーの業績とその生涯を歴史的背景に触れながらわかりやすく描く評伝。
感想・レビュー・書評
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ケプラーの伝記として
難しすぎず簡単すぎないちょうどいい塩梅 -
最初の、何となく詩的な書き出し
そして兄弟や親のことまで細かく触れられて始まる
このシリーズの特徴が出ていて
読みやすい
3章でのドイツの内戦状況と、その時のルドルフの状況
4章でのケプラーの妻選び
など、相変わらず、科学とは一見関係ないところの話まで
しっかり触れてくれるのがこの本の魅力
発見にまつわる話も
当然丁寧に書いてあって
ケプラーが
どんな時代で、どんな環境で生き
いかにしてケプラーの三法則の発見に至ったか
がわかる楽しい本
より詳しく知りたい人には『ヨハネス・ケプラー―近代宇宙観の夜明け』 (ちくま学芸文庫)
がおすすめ
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