埋込磁石同期モータの設計と制御

著者 : 武田洋次

• オーム社 (2001年10月25日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、最近著しい進歩を遂げている埋込磁石同期モータを中心に、その基礎理論、制御方法、設計法、センサレス制御についてまとめた専門書であるが、表面磁石モータについても重要な事項については十分な説明を行っている。モータの原理、その設計法の基盤、制御方法の基本的な考え方を確立するために、定常、過渡特性を総合的に論じるための基礎理論の展開に努め、それに基づいた詳細な設計法を有限要素法との関連で明らかにし、さらに実用的な立場からセンサレス制御の方法と特性について説明している。

感想・レビュー・書評

[ykondo813さんの感想 · 2012年8月27日]

タイトルの通り、埋め込み磁石型同期モータ（IPMSM）の制御についての本です。
近年、エアコンやハイブリッド自動車、EVでは、IPMSMが主流です。
その制御のためにdq変換などの知識が必要なのですが、その詳細について記載されています。
また、IPMSMにとって一番重要なリラクタンストルクの活用についても、詳細に記載されています。
ただ、この本だけ読んでも、なかなか感覚は掴みづらいので、実験なり解析なり実務と並行しながら勉強するのがよさそうです。