Pythonコンピュータシミュレーション入門 人文・自然・社会科学の数理モデル
- オーム社 (2021年4月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784274226984
作品紹介・あらすじ
Python でさまざまな現象をシミュレーションしよう!
本書はコンピュータシミュレーションの基礎を、Pythonを用いたプログラミングによって実際に試しながら学習するものです。
うわさの拡散や伝染病の流行、人口予測といった自然科学モデル、預金の複利計算や計量モデル分析といった経営・経済モデルといった具体的なものから、情報科学的な確率モデル、ベイズ統計、グラフ理論、GA(遺伝的アルゴリズム)といった各手法に基づいたモデル、エージェントベースモデル、強化学習による意思決定モデルまでを解説しています。
本書では、シミュレーションの各モデルの立て方やアイデアの説明に重点を置き、数値計算の厳密な詳細やモデルの数理よりは Python による実行を志向します。また、プログラムのほとんどは Jupyter Notebook形式で配布しているので、ご自身の手もとのPCで実行することができるようになっています。
感想・レビュー・書評
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小樽商科大学附属図書館電子ブックへのリンク
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000103287
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自然科学から社会科学まで色んなタイプのシミュレーションを実践した方にオススメの一冊です。マルコフ連鎖、感染症モデル、フラクタル、在庫管理、強化学習などの題材でコンピュータシミュレーションの基礎を実際に試しながら学習するテキストです。数式含めかなり丁寧に解説されているので、時々出て来くるコラムがとても面白く学習意欲を書き立たせてくれます。
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時系列モデルからベイズ統計,強化学習まで広くシミュレーションについて学べる.
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様々な分野において、シミュレーションがどのように行われているのか、概観を知ることができた。
例題のpython コードも記載されているため、実際に動かしながら、「シミュレーションとはこういうことか」という感覚をざっくり掴めるように思う。
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東2法経図・6F開架:007.1A/H38p//K
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請求記号 548.7/H 38
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コンピューターシミュレーションの概観
薄い本で広い範囲を扱っているので仕方がないけど1つのテーマごとが物足りない
ただ、コンピューターシミュレーションをPythonで実施するならばまず手に取流べき本と思った -
広く浅く
シミュレーションの分野を横断的に説明。