世阿弥の時代から現代まで、能はどのように変貌したのか。鼓や笛の音からその歴史を探る。能の演出の変遷に音楽面からアプローチした画期的な研究。
1956年、東京都生まれ。東京文化財研究所名誉研究員。日本女子大学学術研究員。東京藝術大学大学院修士課程修了。博士(文学)早稲田大学。 著書『能の囃子と演出』(2003年 音楽之友社)、『能・狂言 謡の変遷』(2015年 檜書店)など。 「2023年 『長唄の伝承 旋律形成に関する学際的研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」