ロック・ミュージックの歴史[下]

著者 : キャサリン・チャールトン 佐藤実

• 音楽之友社 (1998年12月10日発売)

作品紹介・あらすじ

本書はアメリカの大学で実際に使用されているロック史のテキストである。ロックの誕生から現在までの歴史をたどりながら、さまざまなスタイル上の変遷や影響関係などを克明にあとづけ、代表的なアーティストを紹介。下巻では、シンガー/ソングライターから90年代のロツク・シーンまでをあつかう。また、世界の動きと対照しながらロックの全歴史を俯瞰できる年表を掲載。

感想・レビュー・書評

[jazzsambaさんの感想 · 2013年3月12日]

ロックの歴史を丁寧に、実際に大学で使われているテキストだそうな。上巻はルーツを丁寧に説明しすぎて飽きて来たが、下巻になると７０年代から一気に行くので、様々な音楽と融合、発展してきた現代のロックには説明不足。７０年代までが学問に値するロックだと言わんばかりの態度はいただけない。８０年代からの詳細な論述を是非希望する。