自分の歌を歌おう アーティストのためのヴォイストレーニング

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  • 音楽之友社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784276235427

感想・レビュー・書評

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  • 再読。本棚の整理をしていたら出てきて、ぱらぱらめくっていたら、ついつい読んでしまった。
    腹式呼吸の何たるか?よく聞こえる声を出すってこんな感じ? といったことについて、自分なりの答えが出来つつある今だからこそ分かる、「うんうん、なるほど」という項目が多々あった。本当に声を出したくて、うまくいかずに悩んでいた頃は分からなかった事柄ではある。
    とはいえ、変な無理強いをするのではなく、その人が本来持つ声が魅力的なのである、という考え方と共に、身体に良い声の出し方について声帯の仕組みから説明してくれるこの本のスタンスはとても気に入っている。まずはここから!つづきは実践で学べば良いんだ!改めて読んでも、発見のある一冊だった。

  • 趣味の域を超えた、ボイトレと社会学を結びつけた渾身の一冊。

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著者プロフィール

国内外の多くの先達に声の基礎づくりを学んだ後、日本の大手プロダクション設立時より、プロへのヴォイストレーニングを始める。日本人の声をパワフルにするブレスヴォイストレーニングを考案、その研究、普及の場として、日本初の声の専門研究所を設ける。多くのプロダクション、レコード会社、スクール、劇団などと関わる。ヴォーカリストや俳優、声優、噺家、ミュージカル俳優、お笑い芸人、アナウンサー、放送関係者から、ビジネスマン、一般の人に知られるほどにヴォイトレを普及した第一人者である。特に真の基礎ヴォイスづくりに定評がある。最近は、邦楽、詩吟、歌舞伎、能楽界に関わる。業界内にとどまらず、社会に声の重要性を精力的に説いている声の伝道師(ヴォイスコンダクター)である。日本でもっとも多くのヴォイストレーニング関連の本を出版、実践と研究をまとめ、世界最大のヴォイトレQ&Aサイトを運営する。
現在、ブレスヴォイストレーニング研究所所長、国立障害者リハビリテーションセンター学院言語聴覚士科講師。著書『声がみるみるよくなる本 CD付』(中経出版)ほか。



「2018年 『人は「のど」から老いる 「のど」から若返る 最強ヴォイストレーナーの最速の鍛え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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