ソナタアルバム 1: New Edition 解説付

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784276412316

作品紹介・あらすじ

ソナタアルバムに収録された魅力的なレパートリーは、楽曲構造について理解を深める格好の教材である。ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンの作曲の意図を覗くことは、より音楽的な演奏に結びつく道しるべとなる。しかし、ソナタを前にして、どこからどのようにアナリーゼしたらいいのか分からない、という人も多いはず。本書解説では、各曲についてまず分析の着眼点を提示した。その上で記述された詳細な分析は、演奏者にとって大きな手助けとなるだろう。また、楽譜下部にも各曲の構造を掲載した。そして、そもそもピアノ・ソナタというジャンルがどのように生まれ、どのように発展してきたのか、といったピアノ・ソナタの歴史的側面の記述も充実し、ピアノ・ソナタを多角的に捉えることができるようになっている。楽譜に関しては、原典版など諸資料をもとに、全面にわたってこれまでの版を見直した。
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著者プロフィール

作曲家、国立音楽大学演奏・創作学科准教授。東京芸術大学音楽学部附属高校、同大学作曲科卒業、同大学院ソルフェージュ科修了。パリ国立高等音楽院和声科、対位法科、フーガおよび形式科を審査員全員一致の一等賞、ピアノ伴奏科を二等賞(一等賞なし)で卒業。帰国後は、自作初演を交えたピアノ・リサイタル、レクチャー・コンサート、伴奏、新作初演、雑誌連載等、作曲家=ピアニストとして独自の活動を展開。作曲を尾高惇忠、故内田勝人、ピアノを勝谷壽子、D. メルレ、エクリチュールを故池内友次郎、野平多美、J. C. レイノー、J .C. アンリ、T. エスケッシュ、伴奏法を故アンリエット・ピュイグ=ロジェ、ジャン・ケルネル、アナリーゼを永冨正之、M. ビッチュ、指揮をJ.S. ベローの各氏に師事。日本ソルフェージュ研究協議会理事。


「2016年 『ブラームス ハイドンの主題による変奏曲作品56a、大学祝典序曲作品80、悲劇的序曲作品81』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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