リーディングス 日本の教育と社会―第8巻 いじめ・不登校 (リーディングス|日本の教育と社会 第 8巻)

制作 : 伊藤 茂樹 
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784284301237

感想・レビュー・書評

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  • 不登校といじめについてのアンソロジー。教育学については門外漢なので、これがどれほど網羅的な収録になっているのかよくわからないが、色々な視点に触れることができるいい本だった。また、教育学者がどんな論文を書くのか知ることが出来る。調査の話から始まって、結論で急に社会学・哲学のナントカの理論に飛ぶ、みたいなのがたまにあって面白い。

    部ごとに著者の解説がついている。これは各論をうまく要約しており、論文を読まなくても解説だけで概要をつかむことができた。

  • 新しく発見された「いじめ」という現象と、従来から把握されてきた「不登校」という現象の変遷、という二つを対比して考える様な構成になっているという印象。「いじめ」に関してはボンド理論・IPS理論、またいじめを巡る言説の変容についてが印象に残る。引きこもりについては当事者側からの発言に着目した記事の他、不登校の追跡調査など内・外からそれぞれ不登校について論じている。

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