【文庫】 日本人に贈る聖書ものがたりⅣ 契約の民の巻 下 (文芸社文庫 な 2-4)
- 文芸社 (2012年2月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
- / ISBN・EAN: 9784286120126
感想・レビュー・書評
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2013/06/23 借りる。2017/8/7 何回目かを読み始める。 読み終わる。
2017/8/7
METオペラ「ナブッコ」は、旧約聖書に基づいた若きヴェルディの出世作。
戦に敗れ、バビロンに連行されたヘブライ人たちの運命は? という『バビロン捕囚』に絡んだストーリー。
⇒ http://sea.ap.teacup.com/pasobo/2270.html 〜 MET2017「ナブッコ」を見る 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
西欧人のベースに聖書があればこそ、荒唐無稽なオペラのストーリーにも暗黙の何かがありそうです。
オペラを見る前に 『バビロン捕囚』について おさらいしたい。
下記の本では、一言しか触れられていないので、本書でもうすこしわかるといいかと、ポイントを拾い読みしました。
この本の最後のほうにかかれている「バビロン捕囚」を読んでMETオペラ「ナブッコ」を見たのは、正解だった。
第4部 王国の崩壊 の最後のほうに 「バビロン捕囚」が述べられています。
(南北分裂、北王国の崩壊、南王国の崩壊、バビロン捕囚)
神と契約をしたのにそれを忘れてしまう人々。
警告し神の言葉を伝えようとする預言者は、人々には受け入れられず・・・。
そんなことが繰り返されるが、本書の最後は希望で終わっている。
史実と旧約聖書と著者の解釈が混ざって書かれていて、どれが史実なのかなぁと思うこともありますが、
日本の歴史を引き合いに出しているところなど、なるほどと思える手助けになっています。
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