【文庫】 日本人に贈る聖書ものがたりⅣ 契約の民の巻 下 (文芸社文庫 な 2-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286120126

感想・レビュー・書評

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    2013/06/23 借りる。2017/8/7 何回目かを読み始める。 読み終わる。

    2017/8/7
    METオペラ「ナブッコ」は、旧約聖書に基づいた若きヴェルディの出世作。
    戦に敗れ、バビロンに連行されたヘブライ人たちの運命は? という『バビロン捕囚』に絡んだストーリー。
    http://sea.ap.teacup.com/pasobo/2270.html 〜 MET2017「ナブッコ」を見る 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」

    西欧人のベースに聖書があればこそ、荒唐無稽なオペラのストーリーにも暗黙の何かがありそうです。
    オペラを見る前に 『バビロン捕囚』について おさらいしたい。
    下記の本では、一言しか触れられていないので、本書でもうすこしわかるといいかと、ポイントを拾い読みしました。
    この本の最後のほうにかかれている「バビロン捕囚」を読んでMETオペラ「ナブッコ」を見たのは、正解だった。

    第4部 王国の崩壊 の最後のほうに 「バビロン捕囚」が述べられています。
     (南北分裂、北王国の崩壊、南王国の崩壊、バビロン捕囚)

     神と契約をしたのにそれを忘れてしまう人々。 
     警告し神の言葉を伝えようとする預言者は、人々には受け入れられず・・・。
     そんなことが繰り返されるが、本書の最後は希望で終わっている。 

    史実と旧約聖書と著者の解釈が混ざって書かれていて、どれが史実なのかなぁと思うこともありますが、
    日本の歴史を引き合いに出しているところなど、なるほどと思える手助けになっています。

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著者プロフィール

1948年、東京生まれ。峠研究家。國學院大學法学部卒業。
建築・土木資材メーカーの岡部株式会社に入社し、営業として活動する。
建築技術を一から学び始め一級建築士を初めとして、国家資格及び準国家資格を取得し、
文系出身の技術者としての道を歩み始める。
2008年より峠めぐりを始め、10年間で全国2954の峠を制覇した。

「2018年 『全国2954峠を歩く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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