小説 最後の将軍足利義昭

著者 : 服部巌

• 文芸社 (2012年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[すたうおさんの感想 · 2015年11月5日]

室町幕府１５代将軍であり最後の将軍である足利義昭について書いた本です。

以前に足利義輝の本は読んだことがありますが、足利義昭のは初めてです。
新しいことがいろいろとあるかなと思いましたが、残念ながら、他の本のわき役として語られるのとあまり変わらないように思えました。

全体的には、非常にあっさりとしていて、分量も少ないので、もう少し足利義昭が将軍としての立場でどう考えていた、とか、どういう想いで、どういう勝算があって大名に文をしたためていたのか、などを創ってもらえたら、すごい楽しめたかなと思いました。

↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-0cbf.html