種のキモチ

著者 :
  • 文芸社
2.59
  • (3)
  • (7)
  • (31)
  • (31)
  • (7)
本棚登録 : 393
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286126968

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 19年間、義理の父から蔵に閉じ込められた女。飢えと渇き、そして暗闇に苦しみ続ける中ある新月の夜に身体に起こった“奇跡”がすべての悲劇の始まりだった―舞い上がった種が数々の悲劇を巻き起こす。鬼才・山田悠介の傑作ホラー(amazonより抜粋)

    山田さんを「鬼才」と表現するのは絶対おかしい。
    いや、・・・こんな文章を堂々と出版するだけあって「鬼才」かもしれませんが。
    文章が幼稚なのは今更ですし、起承転結の継ぎ接ぎ感が粗い。
    粗くて救いがない。
    確かに発想はゲーム感覚。
    山田さんはゲームとかそういったものに移行していけばいいように思うのですが。
    でも小学生とかは好んで読むかもしれませんね。

    植物になってしまう。
    ホラー小説。
    もしターゲットが小学生とかだったら、もっと救いがあってもいいと思う。
    これじゃあ「負の連鎖」しかない。

  • ホラー小説でしょうか。
    蔵に閉じ込められて20年もの時を過ごしてきた女性が、
    唯一の楽しみとして育てていた花々。
    そこから生み出された新種の植物が、不思議な現象を巻き起こす。

    さくさくと読める作品です。
    女性が蔵の中で過ごしてきたエピソードと、
    女性が唯一接することができたダイスケのエピソードが、まぁよかった。

    それ以外は「別に」。

  • パッケージの印象と違って、ホラーな作品。
    最初の入りが面白かったです。
    もっとたくさん繁殖したときの展開を見てみたいです。

  • 「ただキレイに咲きたいだけ―」 そう、その通りの物語。
    人々を巻き込みながら生き継がれる命。不思議と巻き込まれた者たちは不幸を感じてはいない。でも読んでるほうは辛かった。。。

  • かわいそうに亡くなった女の子がこんなことになるなんて!
    あの男の子は結局…?
    最後までとまらずに一気に読みました!

  • なんか話の展開がむちゃくちゃでついていけなかった。

  • ただただ気持ち悪い。その一言です。

  • するっと立ち読みできるかんじの軽いホラー?話。
    表紙がポップだったので期待したんですが…
    やはり山田悠介。もっとぬめっとした文章が好きなら田中啓文とか浅暮三文とかがいいかも

  • 1時間程度で読み切れるソフトカバー本です。

    内容紹介からの抜粋
     19年間、義理の父から蔵に閉じ込められた女。飢えと渇き、そして暗闇に苦しみ続ける中で、ある新月の夜に起こった“奇跡"が、すべての悲劇の始まりだった。
     女と親しくしていた男の子に起きた衝撃。
     そして男の子を救おうとした男と恋人が、徐々に巻き込まれてゆく戦慄。事態は多くの命を呑み込んで、“あの蔵"に戻ってくる。

  • おー怖っ。

全35件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田悠介の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×