どろぼうねこのおやぶんさん

著者 :
  • 文芸社
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本棚登録 : 294
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286222097

作品紹介・あらすじ

町の商店街をなわばりにしている猫がいます。魚屋さんとは顔なじみです。あるとき電気屋さんのテレビから天気予報が聞こえてきました。「今日の天気はあなたの町だけ晴れのち『さんま』…」。商売ができなくなると困った魚屋さんは、猫に助けを求めました。猫は泥棒の親分です。町中から仲間の猫を集めました――。第18回えほん大賞ストーリー部門大賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルと表紙を見ただけで、これはもう絶対におもしろいはず!と分かる。
    ねこのおやぶんさんも、魚屋のおじさんも、キャラクター最高です。好き。

  • 今日の天気は「はれのちさんま、ところによりさば」。
    困った魚屋さん、これでは商売あがったり。
    どろぼうねこのおやぶんさん、いつもお世話になってる魚屋さんのために一肌脱ぎますよ。
    おやぶんさん、頼もしいです。

  • はれのちさんま、ところにより鯖で笑ってしまった
    猫の絵本だけど文字数多めなので大きめの子(5歳以上?)推奨
    猫が魚を大きなお口で吸い込むシーンはお気に入り

  • どろぼうねこと呼ばれている猫。
    魚屋さんからいつも、魚を盗んでいる。(了承済み)
    実はねこやなぎとうぞくだんの首領。

    ある日、はれのちさんま、ところによりさばという天気予報が出て、魚が降ったら商売上がったりにらなる魚屋さんを助けるために、仲間のねこたちと協力して、空から降ってくる魚を食べまくる。

  • おやぶんさんカッコいい。
    どのページの猫たちも魅力たっぷりで、悲しきデブ猫ちゃんの方が描いた絵だとあとから気づきました。

  • この威風たるや!

  • 晴れのちさんまって何だろうって思ったけど、そのまんまで笑っちゃいました^ ^
    この猫と魚屋さんの関係がいいな〜って感じました。大人も楽しめる絵本です。

  • 実家が魚屋だったのでとても懐かしい気持ちで読み聞かせ。
    魚屋と猫はどうしても敵対する関係になりがちだけど、この絵本の主役どろぼうねこと魚屋のおじさんの関係は持ちつ持たれつの気のいい関係でホッと和やか。
    確かにこのどろぼうねこ、威風堂々の只者じゃない威厳があって一目置きたくなる存在感。「ねこやなぎとうぞくだんの かしら」といういぶし銀の過去も頷ける。その立場をフルに生かして、いつも魚を盗ませてもらってる魚屋さんのピンチに一肌脱ぐ姿がカッコいい。
    5歳5ヶ月の息子ウケはいまいちだったが、母は絵もお話もお気に入り。

  • 町の商店街をなわばりにしている魚屋さんとは顔なじみのねこさんです。電気屋さんのテレビから「今日の天気はあなたの町だけ晴れのち『さんま』…」。商売ができなくなると困った魚屋さんは、猫に助けを求めました。猫は泥棒の親分です。町中から仲間の猫を集めて。

  • あしたの天気は魚が空から降ってくる予報。おやぶんさんがとった策とは。こどもにはもう少し大きくなってからの方が良かったかも。

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著者プロフィール

1980年、高知県香美市生まれ。2020年、第18回えほん大賞ストーリー部門にて本作が大賞を受賞する。

「2020年 『どろぼうねこのおやぶんさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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