いちばんやさしいマーケティングの教本 人気講師が教える顧客視点マーケの基本と実践 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295006343

感想・レビュー・書評

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  • 下記URLより閲覧できます※学内限定。ただし学認を利用すれば学外も可
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000085227

  • 異動をきっかけにマーケティングの勉強をしたく手に取った本。広く浅く、網羅的に学ぶには適していると思う。具体的な実践方法については、別途学ぶ、自分で考える必要がありますね。

    以下、自分への備忘録として。
    ・マーケティングとは「顧客ニーズを理解し、売れる商品と売れる仕組みをつくること」。言い換えると、「生産活動と消費活動をともに最適化し、世の中の幸福を最大化すること」。モノを売る技術ではなく、「最適化するための仕組みづくり」である。
    ・マーケティング戦略は『「誰に・何を・どうやって」提供するかを考える』こと。
    ・ニーズ、インサイトを満たす提供価値(機能的価値、情緒的価値)を顧客に与えること。
    ・新規顧客ではなく、既存顧客をまずは理解すること。ユーザーの購入頻度でHMLN分析する。ヘビーユーザーからライトユーザー、ノンユーザーまで。
    ・3C(Customer, Competitor, Company)分析で市場を俯瞰してみる。
    ・SWOT分析x バリューチェーン分析で自社、他社の強みを評価する。
    ・マーケターこそフィールドワークで体験してみること。多くの人々の心を動かしている場所、店舗、商品、番組、映画などを実際に体験する。
    ・マーケティングミックスと言えば4P。主語を顧客にした4Cも合わせて覚えるべし。
    Product ⇄ Customer value
    Price ⇄ Cost
    Place ⇄ Convenience
    Promotion ⇄ Communication
    ・コミュニケーション目的を明確にしてプロモーションすること(認知獲得、リード獲得、ファネルステージアップなど)
    ・顧客満足や購入理由を聞き、想定通りのニーズか、それとも新しいニーズ発見、あるいは満足度不足などを調べて効果測定する。
    ・目標設定の原理原則は三位一体(売り上げ、顧客満足度、従業員満足度)がバランスよく実現していることが重要。
    ・CRMの管理には、デュアルファネル(購買までの「購買ファネル」+購買後の「インフルエンスファネル」)を意識すべし。顧客にはファン、その先の伝道者エヴァンジェリストになってもらう。
    ・インターネット広告は刈り取りが得意。認知獲得や興味喚起はマス広告やPRとの組み合わせが大切。ストーリーで伝える、記事広告とオウンドメディア。
    ・SEO対策3ステップ
    Website Explorerなどで競合他社がどんなキーワードを狙っているか調べて、その中から自社が上位表示したいキーワードを選び、競合を上回る質のページを量産する→検索にて上位表示に繋がる。
    ・メディアを使ったPR広告は、第三者からの情報発信という点で信頼される。また、この活動を通して社会から応援される企業になれる。ex.ボルヴィックの1L for 10L
    ・BtoBでは営業の役割が大きい。顧客の課題をヒアリングし、それに合った製品の価値を訴求する必要があるため。リードジェネレーションとリードナーチャリング、後者が重要。この鍵は、両者を繋ぐ専任のインサイドセールス。獲得したリードをインサイドセールスが育てて、熟したリードをセールスにパスする役割。
    ・「また来たい」と思わせるオウンドメディア運営で、リードマネジメントを強化する。

  • 【図書館の電子書籍はこちらから→】  https://kinoden.kinokuniya.co.jp/tit.library/bookdetail/p/KP00022807

  • マーケティングと聞いて、どのような内容を指しているのかがわからない人向けの本。

    マーケティングと言われたら出てくる単語や考え方は一通り登場していると感じた。
    ただし、かなり読み辛くて、理解しているのかどうかがよくわからなかったことが非常に難点だった。おそらくこれは、パンくずリストのような、全体像からどこの説明をしているかの範囲指定がないからかもしれない。そこは読者で補う必要がある。
    ただ、タイトルの通り"いちばんやさしい"と銘打ってるだけあり、単元毎は分かりやすく簡潔にまとまっていて良いと思う。逆説的に、単語を理解すれば一通りの基礎知識は揃うということになる。

    マーケティングとは偏に言っても、幅広い知識や見識、分析観点が必要なことがわかった。この分野に関しては実際にやってみるしかないと思う。
    この本をまず一通り読んでみて、それから他の本などで深堀していくのがいいだろう。

  • マーケティングって何?レベルの話から始まり、マーケティングに関するトピックが網羅的かつ体系的にまとめられている

    フレームワークなどをただ羅列して紹介するだけでなく、その根底にある考え方や実例なども交えながら解説しているため非常にわかりやすい

    初学者にもオススメ

  • 基本見開き1項目で70項目のマーケティング講義。
    基本から実践まで幅広くカバーされているなと言った印象。
    これまで読んできた知識の整理にはなった。

  • 基本的な用語や主流になりつつあるデジタルマーケティングなど、今知っておくべきマーケティングの基本がおさえられている。
    表面的な用語の羅列や特定の手法の過度な主張ではなく、本質を中心に据えたうえで極力わかりやすくしている点が「いちやさ」シリーズの良いところだ。

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