ライフピボット 縦横無尽に未来を描く 人生100年時代の転身術 (できるビジネス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295010883

作品紹介・あらすじ

人生が長期化した反面、ライフスタイルは短期化し、かつてのように1つのゴールを目指すような未来は描けなくなりました。激動の時代では、いくつもライフスタイルを転換(ピボット)しながら生きることが当たり前になりました。本書では、そのような生き方を「ライフピボット」と命名し、いつだって何歳になっても自分らしい選択をし続けられるような考え方や行動指針を体系化。日々の行動は「三つの蓄積」「三つの行動原理」「6つのアクション」を足場とし、時に偶然を味方につけながら、縦横無尽に未来を描く方法を解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 1.私が考えなくてはならない未来は?

    2.会社が責任をもって面倒を見てくれる時代が終わり、自分自身で自立していかなくてはなない時代になりました。そんな時代だからこそ「ライフピポット」という考え方だとても重要だと著者は述べています・ライフピポットとは、「経験の蓄積と偶然によってキャリアの転換を実現させること」つまり、経験の蓄積は自分でいくらでもできるが、偶然は自分では操れません。そんなチャンスを多くつかむためには外に出るしかありません。そのために身に着けておきたい力として3つの蓄積と6つのアクションが大事だと述べています。
    本書では、人生100年時代を生き抜くためにはどうやって転換していくかを述べてくれています。

    3.ここ5年くらいは転職が盛んに取り上げられた印象を持ったなかで、この本が出たことはとてもいいと思いました。
    むやみやたらに経験を求めて転職をしても単に社会に振り回されているだけになります。大切なのは「どんなビジョンを掲げて自分を変化させていくか」ということです。本書は転職することを進めたいわけではなく、自分自身の資産をしっかり積み重ね、CAN・WILL・NEEDの部分に落とし込んで活動していくべきと述べています。
    私の場合、NEEDを見抜く目が弱いこと、CANの要素が弱いことが問題となっています。やりたいという気持ちだけでは社会で活躍はできません。でも、やらなければならないという気持ちばかりにとらわれ、楽しむことを忘れたら本末転倒です。このバランスがいまだに自分の中で撮れていないことが課題です。だからこそ、まずは「楽しいことは何なのか」を明確にしておかなければならないと思いました。

  • なりたい自分を目指し続けて、人のあらゆる生き方が示されてる本でした。

    感覚的にはテレビのザ・ノンフィクションやセブンルールなどを書籍にしたかのような1冊。

    大切なものや、それを見つけるためにはやっぱりそれかと再認識させてくれました。

    前半で再認識させられ、後半からここまでかと思うほど具体的に記述されています。

    令和の時代に必要な思考書です。

  • 経験の蓄積と偶然によってキャリアの転換を実現させること。それが、「ライフピボット」
    バスケのピボットと同様に、軸足は残しつつの行動。

    なかなか面白い話だった。
    ハミカムマップも繋がりがよく分かり、活用出来そう。

    今の僕が転換するとして、どういう風にすれば良いだろうかと考えながら読む事が出来た。

    また、実際の行動の時にも参考にしよう。

  • キャリアに迷う時代、その課題と対策コンセプトレベルから整理して、具体的に3つの蓄積とそのための6つのアクションを提案する良書。

    3つの蓄積
    - 価値を提供出来るスキルセット
    - 広く多様な人的ネットワーク
    - 経験によるリアルな自己理解

    アクション
    マッチングサービスを利用する
    発信し続ける
    イベントに登壇する、主催する
    コミュニティに参加する、主催する
    ギグワークをする
    ギブワークをする


  • ライフピボット…って言うワードがいいだけで、言ってる事はフツー。
    …って、パッと最初の方読んだ時は思ったけど、じゃあ、実際にハニカムマップ書いてみて、それを実際のじぶんの行動に落とし込む+行動する、ってなると話は別。
    読書会の課題図書にして、みんなで、考えてる事や実際やろうと思ってる事などをシェアしあったんだけど、とてもいい機会になった。
    あと、Twitterでこの本を課題本にして読書会することを流したら、著者ご本人からリツイートコメント頂きました。
    著者自身が、書いてるだけじゃなく本当に「つながり」を実行してるんだな、って説得力ありました。

  • ◯この本を手に取った理由
    毎日漠然と過ごしている今を、充実感を持って過ごせるようになりたいと思ったから。

    ◯読んで感じたこと
    ・やりたいことなくても将来の見通し立ってなくても、いつでもキャリアを変えられる準備をしておけばOK
    ・そのためには、目の前の仕事に一生懸命取り組んでスキルの幅を広げること、周りの人に価値を提供すること、自己理解することが大事。
    ・改善点が見つからない=コンフォートゾーンを抜け出せていない いつもと違うことをやってみる、振り返る、嬉しかったとき、辛かったとき、意味ある仕事をしたとき、意味ないと思ったとき、共通点を見出すと自己理解が深まる。

  • 今この時代で、自らのキャリアを考える時の一つの考え方を提示している本。具体的で、イメージしやすいツール(ハニカムマップ)もあり、多くの人が参考になると思った。

    自分がこれまでに蓄積してきたものを確認しつつ、偶発的に発生する機会を上手に生かし、仕事の転換を柔軟に図っていくことを繰り返していければ、それがあなたにしかないユニークなキャリアとなる。

    蓄積は、以下の3つ
    ・価値を提供できるスキルセット
    ・広く多様な人的ネットワーク
    ・経験によるリアルな自己理解
    上記3つも、細かく説明があるので自らの振り返りができる。
    そして、自分の蓄積から3つの軸で広がりを考えて見る。
    ・やりたいこと(will)
    ・できること(can)
    ・求められていること(need)
    この3つの重なりを意識して転換時の可能性を考え、ハニカムマップを使って視覚化しておく。
    蓄積と広がりを意識したうえで、日常的に取り組む行動が示されている。興味を持った人は、本書を手にとって確認をしてほしい。何かしらのヒントを得られると思う。

  • 自分のキャリア形成をどのようにすべきかを考える為に読了。今は会社がどうとか、こうだからではなく自分で副業や転職、フリーランスなどでいくらでもキャリアを変えられると思った。私も副業はどれもちょっとやったくらいだが、なにかにコミットして成果を出してみたい気持ちが強くなった。
    ビジネスマッチングサイトが紹介されており、それは試してやってみようと思う

  • 成功者の詭弁と思ってしまう内容ではあるが、ためになる部分もあった。

    人生100年時代ということで、焦って何かしなければということではなく、まずはできることから経験を積み、失敗しても影響を抑えることができる範囲で経験とネットワークを構築することが大切。

    一理ある。私の会社は副業が解禁されていない。だからといって何もできないかというとそうではなく、報酬が出ない形でも何かスキルアップにつながる取り組みをすべきということ。

    一方で、私個人的には、過重労働でうつ病になり、働き方改革に取り組んでいる中、経験を積むためとはいえ、あらたに負担となるボランティアや活動をすることは現実的ではない。今の仕事の中で、できる範囲のことをやり、考え方だけは、今の仕事以外できないわけではなく、柔軟に挑戦していくことを意識していればいいかなぁと思う。

    副業が負担になるようなら、やる意味ないので、あくまで自分にあった働き方を探せばいいと思う。

  • これからの人生を考える参考に読書

    メモ
    ・ライフスタイルを転換し続ける理由
      人生の長期化、ライフスタイルの短期間、世界の変化の加速

    ・ポジティブな偶然ための行動特性
      好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心

    ・ライフピボット三つの蓄積
      価値を提供できるスキルセット
      広く多様な人的ネットワーク
      経験によるリアルな自己理解

    ・信用は単方向で客観的な評価
     信頼は双方向で主観的な評価

    ・複業の八つの報酬
     スキルセット、人的ネットワーク、自己理解
     ポジティブ感情、達成、没頭、意味、金銭

    ・蓄積のための六つのアクション
     マッチングサービスを利用する
     発信し続ける
     イベントに登壇する
     コミュニティに参加する
     ギクワークをする
     ギブワークをする

    ・やっていることややりたいことからニーズを発見するつもりで話す。手伝えそうなことは提案し、や役立ちそうな情報は提供する。

    ・相手にどう感じたか聞いてみる

    ・インターネット上にない情報を発信する
     根本に一貫する想いや価値観が感じられる発信をする

    ・行動原理
      やってみよう
      改善しよう
      ギブしよう

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