ムカついても、やっぱり夫婦で生きていく 夫と機嫌よく暮らす知恵

著者 :
  • エムディエヌコーポレーション
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295200376

感想・レビュー・書評

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  • なるほど、成長させるために現れてくれた夫。。。
    だとしたらまさに「忍耐力」を死ぬほど試されてる。
    でもどこまで。。?笑
    小さながんばりにもご褒美が必要だよってこの本が教えてくれた。
    今年のテーマは「気持ちを言える人にはオープンに」「小さながんばりにもご褒美を」。今年は自分を大切にしてあげよう。きっと周りにも優しくできる域が広がるはず。
    自分の気持ちをわかってもらうのは夫じゃなくてもいい。
    その通り。いろんな人にわかってもらっていまの自分がいる。
    だったら無理しなきゃわかってくれない相手じゃなくていい。

    好きなこと、やりたい事がわからなくなったら、娘たちに伝えてあげよう。
    「もうすでにやってるかもよ?思い返してごらん」って。

    「人のために行動を起こすことは自分のためでもある」
    自分の子どもに対して「「産まれて来てくれて」と言う表現を使えると言うことは
    その子をリスペクトしていると言うこと。
    文字通り、”産まれて来てくれた”我が子たち。
    感謝してもしきれない。

  • 一田さんの本3冊目。
    やはりインタビュアーの「私は、私は」が強すぎてげんなりしてしまう。当然インタビュイーの話かと思って読んでいたら、ただインタビュアーが自分語りをしているだったり。インタビュイーの肩書、経歴や話していることに乗っかって、インタビュアーが自分のことを語りたいだけなのかと思ってしまう。ご自身のことだけ書かれていた本(私が2冊目に読んだ本)はとても面白かった。ならそういう本を出せばいいのに。

    インタビュイーの選別は、業界の人が多く、偏りを感じた。もっともっといろいろな夫婦の形があったのではないかと思う。読みたかった。

    附柴さんご夫婦のお話が面白かった。
    夫に片付けさせるのに「ビジネスチャンスだよ!」とたきつけるとか、洗濯物を干してもらえないなら乾燥機を買うとか、掃除機をかけてくれないならルンバを買うとか、発想の転換が素晴らしい。

    全編を通して
    「相手に期待しすぎない」
    「相手を変えるよりまずは自分を変える」
    「それでも夫婦二人で生きていくのはいいものだ」
    というのがメッセージだったように思う。

  • ライターの著者がいろんな夫婦の妻側にインタビューしてその在り方を書いたもの。
    いろんな形があるよね。ということは分かるのだけれど、著者の感じたことや考え方を織り交ぜて書かれているので「今読んでいるのはインタビューしてる人の話?それとも著者の主観?」と分かりにくいことが多々。
    完全なるインタビュー記事でもなく、著者の主観から語られることに徹底してもいないからそう感じるのでしょうか。。。
    著者の知り合いなので基本的に働いている人の話が書かれているのだけれど、最後は専業主婦の話も載っていて「みんな違ってみんないい」を感じる。
    悪くはないのに読みにくさを感じたんですよね・・・。

  • うーん。
    前向きの諦め。ほしいのは家族みんながご機嫌で暮らせること。事実と感情の塩梅。現実に寄り添う、正論よりも。私は子供を産んで価値観が変わりました。あなたも父親になったんだから変わって当然でしょ、と思った。ずっと悪いことしたなあ。というのはすごい。優先順位が違うことはOKにする。その中で家族がどう過ごすかだ。家族はこうあらねばの像に縛られる。
    うーん。
    なかなかそこまでいかれないなあ。

  • うむ。

  • 夫婦の形は一つじゃないし、結婚もひとつの形だけど
    「こうあるべきだ」に、とらわれる必要はないなあと。
    多数派が正しいと、まだまだ思われがちだけど、
    同じ人が一人としていないように、
    似たような人や夫婦がなくても、悪いとかダメとか、
    そんなんじゃなくて、自分で、自分たちで正解を
    見つけていけばいいんだなあと思えました。

  • 思っていたのとは、少し違う着地点が
    多かった。
    あとインタビューのやりとりで
    その章はその方のことだけが
    かかれているのかと思いきや、
    そうではなく同じ章のあいだあいだに
    著者の話が入ってきて
    どっちの夫婦の話かわからなくて
    読みにくかったです。

  • 2022.05.06

    タイトルが直球すぎて夫にタイトル見られたら気まずいな…と思いつつ借りた本。
    もう最初っから「わかるーーーー!」の連続。
    刺さるキーワードばっかりすぎて「そうそう!もう本当にそうなんだよ!!!」と共感しまくり。

    夫婦って本当になんなんだろうね。
    なぜ結婚したかったんだっけ?なぜ今の夫をパートナーに選んだ?というのはもう思い出せない。
    決して愛がないわけではないけど、出会った頃は夫のこと全然好きじゃなくって、燃えるような恋から始まっていないというのが私の中でずっと後ろめたかった。
    同じような「後ろめたさ」について、「はじめに」にいきなり書いてあってびっくり。そして、少しほっとした。

    ●久保輝美さん
    誰と結婚しても同じ悩みは起きる。始まりかたはそんなに重要なことじゃない。結婚は「あがり」じゃなく「入り口」。
    ●本多さおりさん
    好きなことは探しても見つからない。好きなことって、もう絶対にやっていること。知らず知らずのうちにやっちゃっていること。
    (いくら家事育児をしてくれていても夫は当事者意識を持ってくれていない。結局最終判断は私。決断するのも疲れるのに…私だって誰かに任せたい時もある)
    ●附柴彩子さん
    大学生時代、インターンシップでお世話になった会社の社長の奥さんでした。サボンデシエスタ立ち上げの頃で、試作品などをもらい、優しくしてもらった思い出があります。まさかこの本で再会するとは…!シエスタがあった喫茶店でお茶をご馳走になった記憶もあります。懐かしい…。
    今思うと、世間知らずで迷惑をおかけしたという苦い記憶でもあります。あの時は本当にすみませんでした。

  • クールで理論派。思ってもみない意見を言ってくれるから、新しい発見があった。私が選んだのは、自分と同じタイプではなく、真逆のタイプの夫。でも、実際に生活し始めると、その『違い』を受け止めるのがしんどくて・・・。理論で正しいとはわかっているけれど、ただ黙って『どうだよね』と寄り添ってほしいときもある。最近では、この人は、私を成長させてくれるために、私の目の前に現れたんだなって思うようになった。

    機嫌よくなるための、魔法の言葉。「すごいね~」「そうなんだ~」「がんばったね~」「さすがだね~」この4つをルーティンで言ってくれればいいから。

    私は夫をいちばんの理解者だと思っているし、何かが起こったとき、必ず助けてくれる、という信頼感を持つこともできます。でも、今考えていることを話して「そうそう、そうなのよね~」とわかり合えるのは、夫より女友達だったりする・・・。

    若い時の恋愛、たまたま出会って「恋する」ことにワクワクして・・・。しかも自分の生き方もまだ定まっていない。そんなときに人生の伴侶を確信と共に選ぶなんて、とても無理じゃないか。

    言葉を変えるだけでプラスへとひっくり返すことができる。不満を言うことで、自分自身をブラックホールに落としている。

    「矢印の話」矢印を相手に向けちゃダメなんだってわかったんです。『何かをしてほしい』とか『どうしてわかってくれないの?』とか。そうじゃなくて、矢印を自分に向ける。『私は何がしたい?』『どうありたい?』って。『コーヒーが飲みたいな』と思ったら、自分をおいしいコーヒー屋さんに連れて行ってあげる。妻は妻で、夫は夫で、自分で自分をハッピーにする。

    優等生体質で怖がりなので、誰かに「それは違う」と言われることが本当に苦手でした。違うのは、仕事のやり方や考え方や、好みのはずなのに、自分が丸ごと否定されたような気がして、必要以上に傷つき、落ち込んで・・・。でも、冷静に考えれば、私とあなたの意見が違うだけ。「違い」=悪では決してないということ。

    安定した輸入は、安定した暮らしの土台となる

  • タイトルがストレートすぎて若干ひいたが、でもまぁその通り。他人の芝生は青く見えるが、実際の行き当たりばったり感にホッ。以下一人ツッコミ

    ・完璧でない、そこまで尊敬していないということは愛していないということなのか
     ↑
     完璧で尊敬できる夫など存在しない^^;
     設定が昭和というか無理ゲーだが、、なぜかそのような発想になる時がある不思議。夫からするとさぞ迷惑な話かと。

    私の母は「男は女が守ってあげないといけない存在だ」と口癖のように言っていたし、兄達や夫&息子を見ていてもそう思う。白馬の王子思考つうかスタート設定がそもそもハードル高いとリアルとのすり合わせ大変。

    ・唯一無二の存在か
     ↑
     時間をかけてそうなればいい、くらいの温度で

    ・夫婦でも互いの生き方には手を出せない
     ↑
     やむなし

    ・自分にとっての一番大事が、夫には一番とは限らないと知る
     ↑
     逆もしかり

    ・夫は夫の人生を、妻は妻の人生を楽しめばいい。できるのは、互いの応援団になることだけ
     ↑
     相手を応援する余裕をもつことが大事…。つまりは体力、精神力、経済力

    ・わかりあうことより、応援しあう関係に
     ↑
     んだ…。そこを見据えれば、無駄な干渉もへる。

    一田先輩、今回もチャレンジングな本をありがとうございました^ ^

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著者プロフィール

1964年京都府生まれ、兵庫県育ち。編集者・ライター。
OLを経て編集プロダクションへ転職後、フリーライターに。暮らしまわりを中心に、書籍・雑誌で執筆。独自の視点による取材・記事が幅広い層の人気を集めている。『暮らしのおへそ』『大人になったら、着たい服』(ともに主婦と生活社)では、編集ディレクターとして企画・編集に携わる。著書多数。近著に『明るい方へ舵を切る練習』(小社)、『人生後半、上手にくだる』(小学館クリエイティブ)がある。


「2023年 『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

一田憲子の作品

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