デザインの次に来るもの これからの商品は「意味」を考える
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2017年4月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784295400806
作品紹介・あらすじ
ヨーロッパ注目の経営戦略「意味のイノベーション」とは何か?9割の会社は「技術」より「意味」を突き詰めろ!ロウソクは、なぜ今も売れ続けるのか?欧州が一歩先をゆく経営戦略「意味のイノベーション」の全貌。「デザイン思考」は万能ではない。「問題解決」だけでなく「意味」を変えることで、商品の価値を飛躍的に高める、イタリア発の「デザイン・ドリブン・イノベーション」。その考え方と実践を一冊に。
感想・レビュー・書評
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23671957 -
前半に興味が持てず、さらっとしか読めなかった。
後半の方が面白いかな。
商品のストーリーに価値を、という話かと思ったけど、ちょっと違ったみたいで期待外れかな?
また気が向いたら後半から読んでみよう。 -
何がしたいのか不明な内容 当たり前の内容を小難しいワードで解説
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借りたもの。
ロベルト・ベルガンティ『デザイン・ドリブン・イノベーション』( https://booklog.jp/item/1/4802076711 )に衝撃を受けた著者。前述書籍を通してヨーロッパにおけるデザインとデザイン思考、イタリアにおいてデザイン思考がどのように解釈され、取り入れ垂れていったかを解説。そして日本の中小企業においてどのようにデザイン思考を取り入れ、実践してゆくかを提案。
イノベーションの起こし方、そのための考え方。
日本の先入観と世界から見た日本に齟齬があることを指摘。
世界を市場とするために必要なのは、技術革新だけではなく、“意味や象徴”を求めている、という視点は衝撃的だった。私は何事もロジカルを重視する、白黒はっきりさせたがるのが欧米だと思っていた。しかし、それ故に、目に見えないものを再発見する風潮がある模様。
欧州の文化を理解することで、相手が何を一番求めているかを理解しなくてはならない……日本の“我”が先ではなく、“彼”が先んじて在る必要性。
デザイン思考にありがちな“誤解”を指摘。まったく新しい創造性を導き出す万能なものではない。
flier紹介。( https://www.flierinc.com/summary/1315 ) -
デザイン思考に関する日本語書籍は多いが、デザイン・ドリブン・イノベーション(意味のイノベーション)が語られているものは少なく、これは貴重な一冊かもしれません。
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「デザイン」という単語も今やバズワードっぽくなっていて、本来の価値が過小評価されている気がするが、よく考えるとビジネスにおけるデザインというものをきちんと学んでいない訳で、再度お勉強のために購読。イタリアを中心とした欧州の産業復興・社会活性化のためのデザイン戦略を解説し、「デザイン思考」「問題解決」の弱点を補う考え方を示してくれる。技術ではなくデザインによるイノベーションとはつまり「意味のイノベーション」であるということ。これは納得。
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デザイン論の基本
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意味のイノベーションの話。自分はずらし、やバイアス崩しのことを、いっているのだと理解。
参考になるようなならないような。 -
#デザイン思考 はいいよ。でも万能じゃないよ。#デザイン・ドリブン・イノベーション と使い分けようね という感じ。 私は #KJ法 はどちらもいけると思うなぁ。