ビジネスの世界で生き残るための現場の会計思考

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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本棚登録 : 162
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295403326

感想・レビュー・書評

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  • 特に後半、財務3表の説明やらなにやら、色々詰め込み過ぎな感が否めない。会計初心者がこれを読んだらチンプンカンプンになるのでは、と思わせられるような内容でした。ある程度会計に関する知識がある人が読んだほうがよいのでは、と思いましたが、その層の人たちにとって有意義な内容が書かれていたかというとちょっと疑問。
    会計思考がない層をターゲットにしている本なのだと考えれば、そもそもそういった人たちは会計に関する知識がないことがあり得るので、初心者向けに丁寧な説明を心掛けたいところですが、そういった構成にもなっておらず、これでは届けたい読者に届かない内容になっているのでは、と思わずにいられません。

  • 特に感動するような要素はなかった。平社員も管理職のような大きな視点で数字を見ましょうねという本でした。

  • 本屋立ち読み。初心者向け。

  • <印象に残ったワード、フレーズ>
    ●「会計思考」を身につけPDCAを会計思考で回す
    「会計PDCA」を意識する。
    →「会計思考」とは儲かるためには何を、どうやればいいのか、をつねに考えて動くこと。
    ●「会計思考」を採り入れることで仕事の精度は上がり好結果を生み出し、自然とモチベーションが高まることがメリット。
    ●企業会計は「発生主義」に基づいている。
    ●会計は自らの行動や結果を振り返り、悪いところを伸ばす最良の道具である。
    ●数字的根拠を示せるようになる事が非常に重要。
    ●減価償却には定率法と定額法がある。
    ●固定資産は何年かの耐用年数(使用可能期間)にわたって順々に割り振って経費にする「減価償却費」
    ●資産によっては定率法と定額法がどちらか選択できる。
    ●会計視点で考えると社員は給料の4倍以上稼がないといけない。
    ●人件費は給料総額の2倍かかっている。

    「この本から学んだこと」
    ・会計思考は経営者から一般社員まで必要とされる
    思考である。
    ・会計思考をして会計PDCAサイクルをすると、目先だけではなく、長期的な数字も考えられるようになる。
    ・説得力を持たせ理解をしてもらうためには数字的根拠を示すこと。

    「今後アウトプットすること」
    ・まずは自分が今している仕事や会社の数字を会計思考し会計PDCAサイクルにあてはめて現実化し
    行動に結びつける。
    ・会社経営に必要な数字、指標を説明できるようにする。
    ・経営者(社長)になったつもりで自分が経営者ならどうするか?という視点で俯瞰して物事を捉える。

    「感想」
    ■1つ1つの売上の上げ方や利益の出し方など計算方法や仕組みを学ぶことも大切だが、なぜ、そうなるのか?といった視点、その数字をもってどのように判断するのか?といった判断材料にしたり、その数字の意味合いを理解する方が重要。それらをどのように活用し意味を持たせるかをよく考えたい。
    ■会計思考することで仕事のスピードアップにもつながると思う。
    ■内容を理解をするには1回だけではなく何度も読み返したり、目に触れさせて考える行為をする必要がある。

  • 会計を学ぶ人の初級本。

    社会人1年目で読むのが良いと思いました。
    営業職の方も事務職の方も普段あまり深く考えない数字について考える良いきっかけになると思います。

  • 会計を全く知らない人に対する導入本。
    会計をこれから学んでみようと言う人や、新入社員におすすめ出来そう。
    読み物としても、サラッと読める内容になっていてとっつきやすい。
    入門のための入門書なので、しっかり学ぶ為にはさらにどんどん別の本を読み進めていく必要がある。
    しかし、非経理部門や、数字を意識しない部署にとっては非常におすすめの良本だと思う。

  • 新社会人には良い本かも知れないが、流石に銀行員には簡単すぎたか。。。残念!

  • R:なんでこの本に興味を持った?
     仕事においてお金の意識をもっと持てるように会計の勉強したいと思っていて、
    本書のタイトルに「現場の」という仕事に活かすべきことが知れるのではないかと感じたため。

    A:読んでどうだった?
     実際の仕事で、お金を管理していない立場で何をどう考えて行動すべきかの具体的なイメージがわいてこなかった。
    ただざっくりとしか知らなかった減価償却・節税の仕組みは具体例を交えて説明されていたので理解できた。
    あと給料に見合うだけの成果(売り上げ・利益)は会社の上の人に聞いてみてもいいかもと思った。

  • 事業企画に携わっているので、会計的思考を更に強めるために購入。
    個人的にはさらに初歩の方が読むべき入門書の位置付けなので、あまりためになるわけではなかったが、基礎固めには適していると思うので、その目線で読むと良い。
    減価償却などの基本事項に関しても触れているため、基礎は固められると思う。
    本書を読んでいる中で一番気づきがあったのは、決算書を読むことが何よりも重要であること。

  • 儲かるために何をどうすればよいかを常に考えること。損益構造とキャッシュフロー構造を両方同時に考えて行動するのは意外とできていないのではと思った。

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著者プロフィール

公認会計士・税理士、株式上場準備コンサルタント

「2014年 『コンサルタントは決算書のどこを見ているのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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