書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2021年8月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784295405931
感想・レビュー・書評
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人目に出す文章。
特にブログやSNSなどをされている方には有益な本だと思います。
やさしく、当たり前のことが書かれていますが、その当たり前のことになかなか気づかないものです。
文章を書いているけれど、何かコンプレックスや悩みがある方には響く言葉が必ずある本だと思います。
私は公開している文章はブクログとFacebookのみですが、とても参考になりました。
以下、自分が参考になった部分をまとめてメモしました。
Ⅰ読書術の3つのポイント
①売る前提で本を読まないこと
高値で売るために本を丁重に扱うことではなく、確実に読了して自分に必要なエッセンスを取り入れること。
➁心に引っかかる箇所があれば付箋やドックイヤーで印をつけていくようにする。
③印をつけた箇所を見て精査する。
・なぜその部分が心に刺さったのか。
・今の自分とどう重なったのか。
・これを受けて今後どうするか。
これらを考え、その一文の下に本音を書いていく。
○自分について語ることは恥ずかしいことじゃない。「自分のために書く」と決めて好きに書いてみよう。
○手書きをすることで達成率が42%上がる。手帳にやりたいことを書くことからはじめてみよう。
○書きつづけるために「習慣化」させる。無理なく日常に落とし込めば努力はいらない。
○いい感じにまとめようとしているのは読者にバレる。綺麗にまとめず、自分らしい言葉で締めよう。
○自分の言葉で本音を綴れば「誰でも書ける文章」ではなくなる。遠慮せずにすべてぶっちゃけてみよう。
○「うまい」文章だけが、読まれる文章ではない。ヘタな文章でも「世に公開すること」に意味がある。
○「パスワード」と「主観」を入れたタイトルは、多くの人を惹きつける入り口となる。
○「実体験」が入っている文章は読まれます。
○ただの日記も「自分ごと化」できる仕組みがあれば、共感してもらえるようになる。
○なんとなくでも更新する時間を決めて、誰かの日課にしてもらおう。
○過去の自分に向けると、似た境遇の人に読まれる。「ああすれば良かった」後悔は誰かを救う。
○本音を晒すほどリアルでオリジナルな文章になる。読まれたいのなら本音をぶちまけてみよう。
○平凡な1日を言葉でラベリングして、なにもない日を「なにかあった日に」。
○今を書き残しておけば、未来の自分が振り返ったときに軌跡が見える。
○コンプレックスやマイナスだと思っていることも発信してみると、自分を肯定できるようになる。
○自分の思いを書き続けていると、新しいキャリアや、人生が切り開けることがある。
追記 ところで皆さん、ブクログのレビューはどのようにして、書かれていらっしゃいますか?
この本には、本に書き込みなども薦めていますが、実際やっていらっしゃる方ってどれくらいいらっしゃるのでしょうか?
今、フォロワーのハイジさんと、コメント欄で、語り合っているので、ご興味のある方、書き方を教えてくださるご奇特な方がいらしたら、コメント欄に是非いらしてください。お待ちしています! -
文章を書いて公開することのハードルをグンと下げてくれる好著。
ずっと前にまことさんのレビューで知りました。
親しみやすく笑っちゃうほどの率直さが好ましい。
一つのトピックが短く、すぐ読めてしまうので、次も次もと、どんどん読み進めてしまえて、あっという間に読めました。
読了後は心がスッと軽くなりました。
実はね〜、今日気持ちが塞いでたんですよ。
私は短歌を詠んでるのですが、詠んでも詠んでもなかなか上達しないし、作った短歌がフランケンシュタインの出来損ないの怪物みたいで、読み返すとちょっと辛かったんです。
でも、この本を読んで、自分の作った怪物が、そんな悪いものでもないような気がしてきました。(←ゲンキン)
文章と短歌、フィールドは違えど、文字で表現するということでは変わりないですよね。(←そうなのか?)
紹介してくださったまことさん。
そして書いてくださったいしかわゆきさん、ありがとうございました。-
5552さん、おはようございます♪
この本のことは、もうよく覚えていないのですが、短歌のことで、私も今朝、ちょっと落ち込みました。
今朝は...5552さん、おはようございます♪
この本のことは、もうよく覚えていないのですが、短歌のことで、私も今朝、ちょっと落ち込みました。
今朝は読売歌壇の掲載日だったのですが、また当たり前のように落選してました。
ずっと俵万智さんに送っているのですが、もしかして、下手な歌ばかり何通も送ってくる奴だと、俵さんに嫌われてしまったのかな。
とか、考えましたよ。
選者に嫌われたら、最後だなあ。とか。
でも、俵さんに限ってそんな、不平等なことは、しないだろう。やっぱり、歌が未熟なんだろうな、と考え直しました。
(被害妄想でした。)
どこにも、載らなくても、1年はやろうと思っていましたが、面白いので、前に5552さんが、枡野さんの話として10年と書いてくださったので、10年くらいやってもいいかな、と夕べは思っていました。2023/07/03 -
まことさん、こんにちは!
そうですよね。
被害妄想になっちゃいますよね。
私も、そう思っちゃていたことありました。
でも、昨日、...まことさん、こんにちは!
そうですよね。
被害妄想になっちゃいますよね。
私も、そう思っちゃていたことありました。
でも、昨日、NHK短歌の選者を務められている歌人の岡野大嗣さんが、このような事をツイートされているのを目にしました。
「NHK短歌の佳作の選歌、投稿歌の総数に対して選べる数が本当に限られているので、悩みに悩んで泣く泣く選外としている作品が多くあります。 テキストに載らなくても、ご自身が気に入っている限り、どうかその歌を大切にしてあげてくださいね。」
まことさんの歌も、そうなのかもしれないですよね。
それに、選ばれるかどうか、というのも大事だけれど、その歌が自分の中から産まれてきた、というのも、それ以上に尊いことなのだ、と、岡野さんは仰りたいのかな、と、思いました。
短歌という趣味は、生きている限り続けられるので、飽きない限り、私も続けていきたいです。
心が動いたりお題を前に頭を捻ったり歌に変換しようとしているときは、確かに時間を忘れてるなあ、と、思うので。
2023/07/03
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「書く」勇気がもらえる。ノウハウや上手に書くための指南本ではないので、どちらかというと、これから「書く」ことを始めたい人、続けていきたいと思っている人におすすめ。
私が「書く」ことに関して続けているのは、5年日記(複数年日記、とてもおすすめですよ~)とこのブクログくらいだけど、ブログを始めてみたいという思いもあって、本書を手にとってみた。
・起承転結にうまくまとめようとしなくてよい
・終わりたかったらまとまらなくても終わればいい
・価値を決めるのは読む人(だから「こんなの」と思わずに書いちゃえ)
・「いかがでしたでしょう」で終わるなんて、くそくらえ(←そうは言ってない)
・明日やろうは馬鹿野郎(←あれ、私のスローガンなんで知ってるの?!笑)
・秒で書く(←共感。読書感想とか特に。)
ここら辺に共感したし、このブクログのレビューなんてまさにそんな感じで書いているので、「これでいいんだよ、さぁ、お続けなさい」と言ってもらえてるようで、読んだ価値あり、と思った。
自分に合ったプラットフォームで(私にはツイッターは合わなかった・・・)何か書いて、できれば発信(公開)できたらいいな~。-
うーん。
これ、きっと出来れば、大作家になってるよ?
ま、でも、ものは、勢いだ! って言葉もあるし(誰だ、そんなこと言ったやつ)、考えるより...うーん。
これ、きっと出来れば、大作家になってるよ?
ま、でも、ものは、勢いだ! って言葉もあるし(誰だ、そんなこと言ったやつ)、考えるより、やっちゃったほうが、はやいんだろうなあ。
書いたら、読むから!2023/01/31 -
2023/01/31
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SNSを使ってアウトプットをしたいけど私の文章センスでは不安。
そんな気持ちで読んでみましたが、まさしく今の私にピッタリの本でした。
本書の結論は「文書を書くのにスキルやセンスはいらない」です。
正しい書き方よりも気持ちをダイレクトに思いのまま綴ることが、読まれる文書であると教えてくれました。
この結論の根拠はまさしく書きっぷりから伝わってきました。
本書は基本的に話し言葉でした。「何々じゃないですか?」「〇〇って感じですよね」
たしかにこの書き方は小学校で習ったものとは全然違いました。筆者の書きっぷりをそのまま作文を提出したら減点対象だと思います。
しかし、この減点対象の文章には確かな熱がこもっていました。
そして、読んでいて苦にならない文章でもありました。
本書を読んでみてSNSへの挑戦してみたくなりましたので久しぶりに知識がそのまま行動に移るきっかけになったのでとても嬉しいです。
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本のレビューを上手く書けるようになりたいと思っていたところ、図書館の棚で偶然見つけた本。
書き方のテクニックの本ではなく、「SNSで日常を書くには、こう書いたら気持ちが楽になって書けるようになるよー」みたいな本です。
書くことの本だけれども、日常でこう考えたいいんだ、というようなことも書かれていて、なかなか良かった。
一番心に響いたのは第1章の『「完璧主義」を捨てて、どんな形でもいいからおわらせて』のページ。
完璧主義だけれども、こだわりすぎて期日を過ぎてしまう人は「完璧を求める不完全な人」。100点を目指して延々と労力をつぎ込んでも、自分が過小評価していたことが実はそうでもなかったということが往々にしてある。完璧を目指すよりも大切なのが「おわり!」と決めて終わらせること。あなたの80点は誰かにとっての100点です。
という内容。
このページを、中間テスト前日なのに自信を喪失して勉強しない息子に読んで聞かせたところ、とても感動して
「そうやんな、完璧でなくていいんや…と。勉強しようかな」と、言ってくれました。
でも寝る前に「ママの本のとおり、終わりって決めたで。4分だけ勉強した」と嬉しそうに言われて、いや、終わらせるところだけ参考にしたんかい。しかも4分…。と、残念に思いました。-
ゆうこさん、おはようございます(^^)
ウチも、たぶん同じだなぁ…と思うと
ちょっと安心しちゃったり、させてもらいました。
いや、...ゆうこさん、おはようございます(^^)
ウチも、たぶん同じだなぁ…と思うと
ちょっと安心しちゃったり、させてもらいました。
いや、ウチなら、4分もできないかもです(^-^;2023/10/12 -
かなさん、おはようございます。コメントありがとうございます♪
勉強をしなくても、本を読んで自分なりに知識を得てくれたら…と思うのですが、ス...かなさん、おはようございます。コメントありがとうございます♪
勉強をしなくても、本を読んで自分なりに知識を得てくれたら…と思うのですが、スマホには勝てないですよね(T ^ T)
今日は朝からバトルをしてしまったので、本を読んで気持ちを落ち着けま〜す。(><)
お互い子育て頑張りましょう!2023/10/12
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感想を書きたいけど、結局なんて書けばいいのか…。今年は感想をブクログに投稿するのが目標だったのに、年明けから早速躓いてしまいました(゜-゜)
『うわぁ~と思ったら、うわぁ~と書いてしまえ』
『書いた文章の中に知らない自分が見えてくる』
本書を読んで背中を押してもらった気分です。
どんなかたちであれ、書くことが大事だと。
無理なく続けられるように習慣化を目指して。
悶々としてきたら、また思い出すようにしたいです。
(ちゃんと投稿したぞ。偉いぞ私←(ノ´∀`*)笑)
2024.1 -
ゆぴの10分日記|ゆぴ(17)ライター|note
https://note.com/milkprincess17/m/m2da8ca01a301
書く習慣 | 株式会社クロスメディア・パブリッシング
https://www.cm-publishing.co.jp/9784295405931/ -
考えるな、とりあえず書け。と自分はこの本から受け取った。そして次の段階として、見切り発車でもいいから発信しろ・・と。
そんな身構えなくてもっと気軽に書いてよいのだ・・と感じた。
アウトプットが苦手な自分は文章でのアウトプットなら自分でもできそうなので、これからどんどん本を読んだ感想をつづろうと思う。
誰かが自分の文章で感情が動いたり、救われるて大げさだが、そんなことがあれば素敵かも~と思う。
実際自分も共感したり、教えられたり救われたり、誰かの綴った文章に感情を動かされてきた。 -
私は子供のころから文章を書くのが苦手。
人に何かを伝えるのも苦手。
本を読む事は好きなのに全くそれが生かされてない。
無駄な読書をしているんじゃないかと思ったりしたし、身にならない事に時間とお金ををかけるのは無駄だと思いこみ本を読まなくなった時期もありました。
最近読書の楽しさを再認識し、自分が気に入った本を誰かに勧めたい!でも、私は文章を書くのが下手だし…でも誰かにこの本の良さを知って欲しい!
書く事が苦にならなくなればできるかも?
という思いでこの本を手にとりました。
親しみやすい文章で読みやすいです。
書く事をテーマに書かれてはいますが、「書く技術」が書かれている本ではありません。「何かを初める一歩」を踏み出させてくれる本だなぁと感じました。
「書く」を「音楽」にしても、「スポーツ」に置き換えてもいい。
やってみたい事があるけどなかなか最初の一歩が踏み出せないでいるって人にもオススメしたいです。
「ブクログ」の感想を書くのに四苦八苦していた私ですが、この感想は今までよりずっと肩の力を抜いて書けたように感じます(*´ㅂ`*) -
とても読みやすく、要点を見やすくされています。
内容も、とても勉強になりました!
ブログやTwitter、もっと自由にのびのびと書いていいんだな〜と。
どうしても身構えちゃうところもあるのですが、「自分をさらけ出して自由に楽しむ!」が大切だと思います。
書くことは、もともと好きなのですが、読んでいて気づいたことがたくさんありました。
私もブログを更新しているので、また忘れた頃に読んで勉強したくなる本です。
おはようございます!
hiromida2さん。スマホの詳しいメモ機能の使い方、ありがとうございます。
りまのさんも、ご参...
おはようございます!
hiromida2さん。スマホの詳しいメモ機能の使い方、ありがとうございます。
りまのさんも、ご参加ありがとうございます。
さてさてさんのアイコンは『蜜蜂と遠雷』からきていたとは気が付きませんでした。
今回の企画は私のコメント欄、始まって以来の大盛況となりました。
参加して下さった皆さん、本当にどうもありがとうございました。
もちろん、大変私も勉強になりました。
最後に、なりましたが、ブク友の皆さま、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
コメントありがとうございます。
コメント欄ではお久しぶりですね!
わたしもブクログを始めた当初...
コメントありがとうございます。
コメント欄ではお久しぶりですね!
わたしもブクログを始めた当初からのお付き合いのmariさんから久しぶりにコメントがいただけて、凄く嬉しく思っています。
こちらこそ長いお付き合いをどうもありがとうございます。
コメント欄を開かれるとのこと。
またそのうち遊びにいかせていただきますね。
mariさんはいつも「しあわせの本棚」という名前にふさわしい本ばかり選ばれていらっしゃり眩しく感じています。
私は最近ミステリー中心に偏ってきていて、ちょっと暗いかな…。
そしてnejidonさんにも私たちやmariさんの想いが届いていると本当にいいと思います。
心のこもったコメント本当にありがとうございました。
では、また遊びに行かせてくださいね!