聞く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な会話力

  • クロスメディア・パブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295408239

感想・レビュー・書評

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  • 以前読んだ『書く習慣 』と同じ著者の本。
    他人に興味がないのに会社の都合でインタビューライターになった著者が
    ・誰かと会話することに苦手意識がある
    ・「面白いことを話さないと」というプレッシャーを感じてしまう
    ・他人に対して「聞きたいこと」が浮かばない
    ・でも誰とも会話しないのは寂しい
    という人のために書いた本です。インタビューライターの仕事で経験したことを織り交ぜて、話を聞くコツを説明されています。

    特に心に刺さったのはこの3つ。
    ・求められていないのにアドバイスするのは、野暮。アドバイスするというのは自分自身が気持ちいいことなんです。自分がその人のために、なにかをしてあげられている。有益なことが言ってあげられている。そんな充足感を得られるから、ついアドバイスをしてしまうのです。
    ・「口下手」はそうすぐに改善できないけど、「聞くこと」ならすぐに実践できます。
    ・わたしが誰かとした「会話」のなかで得られた情報は、わたしとその人だけのものです。その人が自分のためにシェアしてくれる情報は、なによりも貴重なものです。

    「未来の自分」のために話の内容を日記に残しておくことも大切とありました。
    やっぱり人と会う、話す、書く、子供に余計なアドバイスをしないって大切だなと思いました。

  • ・準備・情報収集をして臨むこと
    ・聞きたいことメモをこっそり作ること
    ・答えやすい質問をすること、質問の意図まで伝えること
    私の仕事にも活かせると思った。大切だけど忘れてしまいがちだった。連休明けから仕事も頑張りたい。

  • ●なぜ気になったか
    前著「書く習慣」はとても参考になった。今回は元コミュ障な著者が「会話が苦手」に対し「聞く」をキーにしたアドバイス。妻の話をちゃんと聞かねばの反省をなくすために読まねば

    ●読了感想
    僕も著者と同じく、複数人での会話や興味ない話題の会話が苦手中の苦手。気質が同じ人が書いているので、「そっか、確かに!」がいっぱい。「話し上手は聞き上手」をさらに腹に落としたい方にオススメ

    #聞く習慣
    #いしかわゆき
    23/4/28出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き

    https://amzn.to/3Xf3tNf

  • 前著の書く習慣が良かったので購入。他人に興味がなくても、聞き上手になれる。具体策が示してある。人は自分の話を聞いてほしい。人の話を奪わない。感情と返事をする。会話が弾む返し方が参考になった。

  • 書く習慣に同じく、いしかわゆきさんの本はスラスラ読めてストレスがない。

    人とコミュニケーションをとるときに、何を話そうと考えるのではなく、まず聞く方を意識というのにとても納得。
    自分も自分の話を聞いてくれる人には安心感を覚える。

    特に子ども時代は人とのコミュニケーションもまだ未熟で、子ども時代に学ぶべきコミュニケーション方法を凝縮して書いてくれた一冊に感じました。

  • インタビューライターであるいしかわゆきさんの聞き方指南書。

    以前出版された、いしかわさんの書くことについての本『書く習慣』は大変ためになりました。

    元コミュ障でありつつ、インタビューライターとして活動しているいしかわさんがどのように話を聞けばいいのかを教えてくれる一冊です。

    まえがきに、いしかわさんの「他人にあまり興味がない」という潔い宣言があります。
    そんないしかわさんでも普通に話を展開させるぐらいのスキルを身につけて、今があるそうです。

    本書には相手に興味がない状況から聞き手として話を展開する技術が書かれており、すぐに活用しやすいです。
    例えば「おすすめのものを質問したら、その場で検索したりネットで即座に購入する」など、すぐにでも活用ができます。

    聞き手としてすぐにでも活用できる技術が知りたいという方におすすめの一冊です。

  • ゆぴ氏の本。自分は人の話を聞いたり会話するのが嫌いではないので共感できない部分と、沈黙がこわい、何を話せばいいかわからないといった共感する部分があったけど、独自の視点がすごく大事にされていて参考になる本。

    その人に聞いたら面白そうなことを聞く

    誰もが共通して話せるテーマは仕事や学業、人間関係、お金の話

    相槌では何を言うかよりもどう言うかでバリエーションをつけよう

  • 定期的に読まなあかん「聞く」系
    最後のチェックリストが分かりやすかった

  • 『書く習慣』のいしかわゆきさんが、今度は『聞く習慣』について書かれていたので、期待して読んでみた。

    「基本的に他人に興味がない」といういしかわさん。インタビューライターという仕事に就いてから、聞くことに向き合ってきたそう。
    仕事で培った「聞くためのコツ」をまとめたのがこの本。

    「人の話を聞けるようになると、こんないいことがありますよ」という、とても冷静なプレゼンを聞いているようでした。

    何かを学ぶには、それが得意な人よりも、元々苦手だった人の方がいい、と思っているのですが、まさしくそういう本です。
    人の話が聞けるようになると、こんないいことがあるのか(たとえば、自己肯定感が上がるとか)、というのも発見でした。

  • 著者いしかわゆきさんが、「おそろしいほど他人に興味がない」と書いていたことに120%同意し、読み始めました。
    コミュニケーションが苦手、興味がないから相手に聞きたいことがないと思っている人にこそ、聞く力が必要だそうです。
    人との関わりが戻ってきている今だから、少しでも聞く習慣が身につくように、まずはSNSで誰かにコメントをしてみることから始めてみます。

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著者プロフィール

いしかわゆき
ライター。早稲田大学文化構想学部 文芸ジャーナリズム論系卒。Webメディア・新R25編集部を経て2019年に独立。取材やコラムを中心に執筆するかたわら、声優やグラフィックレコーダーとしても活動している。著書に『書く習慣~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』(クロスメディア・パブリッシング)。

「2022年 『ポンコツなわたしで、生きていく。 〜ゆるふわ思考で、ほどよく働きほどよく暮らす〜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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