アパレルに革命を起こした男

著者 :
  • 日経BP
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296104260

作品紹介・あらすじ

プラダ、グッチ、ユニクロ、ZARAがほれ込んだ!
「紀州のエジソン」島精機会長 島正博の挑戦

日本が誇るイノベーターの真髄がここに!

感想・レビュー・書評

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  • 面白くてのめり込むように読んでしまった。
    人の伝記?にここまで没頭したのは久しぶりでなんだか嬉しい。

    生きてきた時代を考えると、よくもまぁそこまでの功績を
    だのに、知名度の低さ。。
    よっぽど国民名誉賞とかもらって良さそうなのに。

    その面で見るとやっぱり職人気質がいちばん秀でてるのではないかしら。

    センス、ビジネス、技術、全てを組み合わせられて一人前。
    んー、精進します。

  • 島正博氏とは・・・
    「ホールガーメント」の生みの親。
    今後のアパレル産業に一石投じている人物である。


    SDGsへのビジョンについて、アパレル産業の大量生産&大量廃棄というモデルには限界がある。糸さえあれば、製品ができるという「ホールガーメント」はサスティナブルなものづくりに適っている。

    次世代の繊維業界のビジネスモデルについて、
    糸→編立/染色→縫製という従来の労働集約型の構造では人件費が高い日本では世界には通用しない。分業は時代遅れ。一貫で生産できる「ホールガーメント」なら、採算は取れると提言する。


    島氏の考え方
    「世の中にないものをつくる」「世界一のこだわり」
    「AI時代には技術(ものづくりの理論)と感性、ビジネスセンスを備え創造性を磨け」「愛・氣・創造」

  • 島精機の現会長である島正博氏について記載した書籍。昭和時代からSDGsを意識し、無駄のなく、再生可能な織機の開発に努めた先見の明が見て取れる。また、常にナンバーワンを目指して既存の延長上にあることではなく何もないところから頭を使って、新しい創造をすること、特にAIにとって変わられないよう、愛・氣・創造を意識することが重要であると説いている。

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