- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784296104604
作品紹介・あらすじ
★シリーズ13万部突破★
酒好きの福音書、待望の続編!
健康に与えるリスクを最小限に抑えつつ
お酒を美味しく楽しむ「最高の飲み方」を酒好き医師が教えます
血糖値、中性脂肪、糖化、尿酸値、酒乱…
最新の研究に基づく
知っておきたいお酒に関する新知識、ウンチク満載!
「酒は百薬の長」――ほどほどに飲めば、お酒は健康によい。
古くから言われている言葉です。
一方、最近になり「少量でも病気のリスクが上がる」という研究が出てきて、
専門家の間でも議論されるようになってきました。
そんな話を聞くと
「そんなー! もうお酒は飲めなくなるの」・・・?と
ちょっと心配になる方も多いでしょう。
でも、大丈夫です!
本書では、第一弾に引き続き、自ら酒を愛する医師が
健康に与えるリスクを最小限に抑えつつ、
長くお酒を楽しむための方法を指南します。
それが、これからの「最高の飲み方」!
お酒が好きな人も、
付き合いで飲まなきゃいけない人も必読の1冊です。
感想・レビュー・書評
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「お酒は少量でも毒!」
などという学説も登場しお酒飲みとしてはひやひや…
で、すがるように読んだこの本
結論は…「お酒は飲み方次第!ほどほどに!」
おもしろかったのは酒乱の話。
遺伝子によって酒乱になるならないがある程度
その要素が決定しているのか…
おもしろかったのは酒乱の話
私、以前はわりとお酒を飲んでいたのだけど
ある人のすごい酒乱ぶりを見てお酒は1~2杯でやめようと決意
そうか…あの人は酒乱遺伝子が…
糖質が高いと避けてきた日本酒も飲み方次第
つまみは食べるべし
日本人は食後高血糖になりやすい
アルコール依存症は坂道の途中で止まっている段階
糖化はアルコールで加速する
健康第一
お酒はほどほどにしようとあらためて思った本詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
酒ジャーナリスト葉石かおり氏の書。
肝臓専門医の浅部伸一氏が監修し、さらに浅部医師のほか16名の医師やソムリエなど酒にかかわる専門家も本書に寄稿しており、酒と健康について多角的に検証している点が本書の特徴である。
葉石氏の著書でいえば、『名医が教える飲酒の科学』という本を以前読んだが、一言で言うとこの本で言われていることは、「酒は健康に悪い」だった。
医学的データに基づけばそのような結論になるのかとも思うが、酒ソムリエの葉石氏の著書としては、なんとも救いのない内容で、正直がっかりした。
それと比較すると、本書は少し希望が持てる内容となっている。
そして、本書で繰り返し言われるのは、健康を害さない適正な酒量は、アルコール量20g/日であるということ。
これは、日本酒で言えば1合、ビールは500mL、ワインで言えばグラスで2~3杯。
酒飲みからするとこれはあまりに少ないアルコール量であり、実際私は外で飲めばこの5倍以上、家でも2~3倍は飲んでいるが、今のところ肝臓の数値や健康状態には特に異変はない。
もちろん、これには個人差があるので、20g/日というのが絶対的な基準ではないであろうし、私などは通常よりもアルコール耐性が強いと思っているが、一方で、もうそろそろ年なので、休肝日を設けるなど酒量について考えて行く必要があるのかもしれないと逡巡しているところである。
また酒と健康以外のことで言うと、ソムリエの庄司大輔氏のグラスによって酒のテイストがどのように変わるかという話はなかなか興味深く、実際自宅でワインを使って実験してみたが、今まで赤ワイン用と決めつけていたグラスで白ワインを飲むと劇的に味が変化したのには驚いた。
ワイングラスでいうと、口径が大きく丸みがあり大ぶりのグラスは赤ワインに適している。これは私も以前から知っていたが、さらに、口径のすぼまりが強いか穏やかかで、選ぶべきワインが分かれる。
ポイントはワインが舌の上をどう流れていくか。
すぼまりが強いと、顔は自然と上向きになるので、ワインは舌先にあたり、喉に向かって直線的に舌の中央を細く流れる。この形状は、豊かな酸味のある辛口の白ワインや、軽めの赤ワイン(ピノ・ノワール)に向く。
一方、すぼまりが緩いグラスは、ワインを飲むときのグラスと顔がほぼ平行になるので、最初にワインをキャッチするのは舌先を少し飛び越えたあたりになり、その後、舌の横方向にも広がる。こうしたグラスは酸味がやわらかでボリューム感のある白ワイン(シャルドネ)や、フルボディーの赤ワインと相性がいい。
日本酒で言うと、ボリューム感のある純米酒は赤ワイン系の容量が大きめですぼまりの緩いグラス、冷やして飲む吟醸系は白ワイン系の中程度の大きさですぼまりのある縦型のグラスと相性がいい。
少しずつ健康にも気を付けつつ、酒との付き合いを続けていきたい。 -
走りすぎずスクワット ビールから焼酎 糖質控えめつまみながら
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はい、結局のところ、好きなお酒を程々に戴くことにします。
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お酒はリスクがたくさんあり、飲むなら適量に。
なかなかそれができないのだけど。。。 -
特に新しい情報はなく、「お酒は適量に」という当たり前の結論しか述べられていない。
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前著の内容と比べるとアルコールの悪である部分のネタが多めに書かれており、酒好きとしては苦笑しながら読み進めるような内容だった。
まずは前著を読むで面白いと思った人のみ、本書を読むのが良いと思う。
きちんとしたエビデンスがあり説得力の高い内容ばかりで、片や曖昧な情報が流れているものはしっかりとエビデンスがない旨も書いてくれていたので良かった。
適量を常に守っていくのは難しいかもしれないが、意識しているのとしていないのでは雲泥の差だと思うので、本書の知識が今後の飲食ライフには十分に活かせそう。 -
「記憶が無くなる程まで飲んで家についているのはなぜ?」、「飲み会の前にウコンを飲むと二日酔いしない?」、「なんで水ではそんなに飲めないのに、ビールだとガブガブ飲める?」
だれしもが耳にしたことある飲酒にまつわる各種エピソードを医師が解説する。
書籍の題名は、内容に対して過剰表現だと個人的には思うが、それなりに面白く読める。
詰まるところ、自分のキャパシティーを把握してそれ以上飲酒をしないことに尽きる。 -
・基本的に飲酒量はゼロがいい
・健康に配慮するならば減らすほうが望ましい
・アルコールは血糖値の上昇を押さえる
・ウイスキーなどの強い酒を単体で飲み続けるのはおすすめできない
・タンパク質と良質の油は満腹になるまで食べて大丈夫。
・積極的に摂取したい食材
お茶、オリーブオイル、魚、海藻、納豆、酢、キノコ類、野菜、玉ねぎ、ニンニクなど。
・スロースクワット
・アルコールそのものが尿酸を上げる要因になる。
・赤ワインは尿酸値が上がりにくい。
・ストレスによる自律神経の乱れが尿酸の産生を促すとともに、尿酸の排出を低下させる。
・酒乱になりやすいのは酒乱遺伝子を持っていて、かつ下戸遺伝子を持っていないタイプ。
・普段から自分を抑制している人ほど酒乱になりやすい。
・タバコは百害あって一利なし。
・ベジタブルファーストやヨーグルトファースト
・白ワインは低糖質。辛口が良い。ポリフェノールが少なめだが性能が良い。強力な殺菌効果がある。
・お酒をやめるには人間関係をリセットしなければならない。