- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784296110896
作品紹介・あらすじ
今、医者になる意義とは? やりがいとは? 読めば胸が熱くなる一冊!
本書は現役の外科医で小説家でもある中山祐次郎さんが、大きな変革期を迎えている医療の世界の実像をリアルに、そして熱く描き出す一冊です。
コロナ禍では、医療従事者とりわけ「医師」に対する注目度が増し、日米では大学医学部の志望者が増えています。
今、医者になる意義とは何か。そのやりがいとは、患者の命を救うとはどのようなことか。
そして、医者の年収は実際のところいくらか、働き方改革で激務は解消されるのかなど、余すところなく明かします。
感想・レビュー・書評
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大好きな「泣くな研修医」シリーズの先生が書いた、真面目な本。
分かりやすく、お医者さんの事が書いてあって読みやすかったです。
私はお医者さんにはならないけど、読んでおもしろいものでした。
癌にもいろいろな治療法があったり、薬もあったり。
抗がん剤と言えば、髪の毛が抜けるイメージがあるがなぜ副作用が起きるとか知らなかったことが分かりました。
高齢者のがん治療など、さまざまな事が書かれてました。
癌にならないために
タバコ吸わない
お酒控える
塩分控える
毎日1時間歩く
太りすぎ、痩せすぎにならない
気をつけよう。
仕事休みだと、歩かないんだよなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作家と医者の2つの顔をもつ著者が、医者の世界の苦しさや魅力について綴った本。かなりハードワークな世界で、勤務医であれば年収1,000万くらいなのであればそれまでの過程を考えると割に合わない仕事かと思った。一方で顧客(患者)に常に感謝される仕事はそうそうなく、そこは魅力的に感じた。少し鼻に付く表現が多く、星3つとする。
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80、90越えてガンと診断されたら手術受けるか?ウーン。「自分の生死を決めるのは誰か」自分ですと言えない状況もありうるか…中山さんだからこそ、もう一歩、医療経済問題に踏み込んでほしかった。最近、見た求人チラシ“コロナワクチン接種、日給10万円。医師求む”自分は看護師さんに打ってもらったが日給1万5000円だと…どんなに大変さ言い募っても、裏金積んででも、それは医者になるでしょう!
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お医者さんもいろいろ。
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知らない世界だったので、とても興味深く読めました。
中山先生の人柄も伝わってきそうな雰囲気です。
お医者さんになるのも大変な努力だし、
なった後も大変な勉強が必要。
でも、目指してるみんなに、とても勇気を与えてくれる本だと思いました。 -
「医者は生半可な努力と覚悟ではなれませんし、続けられません」という言葉と、
医師になり年数がたった今でも毎朝起きる度に「医者になれて良かった」と数年前の自分に感謝するという言葉が印象的だった。
やはり簡単になれる職業ではなく、なった後もかなりの努力と忍耐力を必要とする事を改めて感じる内容だった。
タイトルから医学部受験生に向けた本かと思いきや、それだけではなく現在の医療・病院の現実や医療従事者の本音、福島のことなど色々な角度から書かれていて読み応えがあった。 -
ドクターの世界を少しのぞくことができました。
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2階書架 : W 009/NAK : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410167625
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小論文対策推薦図書 医療系
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医師の立場からみた日常、そして福島のこと。
こんなに率直に教えていただいて大丈夫なのかな?とドキドキしながら読みました。