知りたい配色デザイン (知りたいデザインシリーズ)

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  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784297100797

感想・レビュー・書評

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  • 配色の基本について説明。

    色の見本もフルカラーで具体的にチャートでのっているので分かりやすい。

    ・配色のパターンのきほん
     ・同系色 
      色相の近い色でそろえる(暖色、寒色、中性色)
     ・同一トーン(明度、彩度の違い)
      鮮やかなトーン、柔らかなトーン、落ち着きのあるトーン
     ・赤み、青み
     ・アクセントカラー
     ・コントラスト
     ・セパレーション
     ・グラデーション
     ・配色
      補色配色(色差をはっきり)
        180度違う補色の2色
      分裂補色配色(やわらかな差)
        基準色と補色の両隣(2色の近似色)
      3色配色(均等な色相差でバランスよく)
        色相環を均等に3分割した色
      4色配色(リズミカルな変化)
        色相環を均等に4分割した色
      6色配色(統一感をもたせる)
        色相環を均等に6分割した色
     
    ・ベースの配色テックニック
     ・1色デザイン
       濃淡差、あいらい
     ・2色、3色デザイン
       同系色でまとめる、色相差をつける
     ・モノトーンで引き立てる
     ・鮮やかにまとめる
       多くても、6~7色に
     ・落ち着きをもたせる
       彩度や明度を落とす。色味を混ぜる。
       トーンをそろえる。メリハリを出す。
     ・色で分割する
       色相差をつける、トーンで差をつける
       地模様を入れる
     ・アクセントカラーで強調する
     ・情報を分類する
       色で情報をグルーピングする
     ・パターンをつくる
     ・白で空間を魅せる
     ・光を感じさせる
     ・影で印象付ける
     ・暖かさ、冷たさを感じさせる
     ・触り心地や重みを与える
     ・味覚を刺激する
     ・臭覚を呼び起こす
     ・リズムを生み出す
      カラフルな配色、トーンに差をつける
      色面積の差をつける、シェイプの変化
     ・対比現象を利用する
      明度対比、彩度対比、色相対比、補色対比、縁辺対比
     ・同化現象を利用する
      明度の同化、彩度の同化、色相の同化、混色
     ・さまざまな視覚効果を利用する
      色陰現象
      面積効果
       小さい程、暗く、大きい程明るく
      錯覚
       ハーマングリッド
       リープマン効果(明度差をつけると目がチカチカしない)
       エーレンシュタイン効果
       ネオンカラー効果
       透明視
      奥行とバランス
       遠近効果、バランス、立体効果

    ・配色レイアウトのアイディア
     ・無彩色にポイントを入れる
     ・地に色を敷く
     ・色で囲む
     ・帯デザインを生かす
     ・透明感を演出する
      軽やかなトーン
      色を透かして重ねる
      グラデーションを使う
      奥行き感を出す
     ・重厚感を出す
     ・文字色で魅せる
     ・模様を入れる
     ・つながりを感じさせる
     ・ビジュアルを引き立てる
       色を抽出する(スポイトツールで写真などの色を抽出)
       イメージを高める(抽出した色でデザイン)
       コントラストを強調(ビジュアルの補色を使用)
       配色バランスをそろえる(写真の配色バランスと合せる)
     ・差を際立たせる
      シンプルな構図にコントラスト配色
      強調したい1ポイントの色を変更
      分割する
      配置、情報に差をつける
       ※差を作る場合はつながる部分をつくってまとまりを
     ・ラフに配色
      ざっくりとした塗り
      ふわっとした塗り
      パターンで彩色
      色数を絞る


     

  • トピックごとに事例を細かく見せる構成で読みやすかったです。
    AdobeのPhotoshopおよびIllustratorでの作業手順やツールの説明も載っていて理解しやすかったです。
    少ないスペースで例を見せる性質上、Web媒体の事例は少なく、印刷物の事例に少し偏っているのかな、という印象を受けました。

  • 色やデザインが与える心理効果や認知効果のついて説明した本。

    広告ビジュアルの使用例を用いて、言葉でも説明があるのでわかりやすかったと思う。
    実際同じような広告をよく目にするので、それらの狙いがわかって面白かった。

    デザインや文字のフォントによる認知の違いなどもあって幅広く知ることができた。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50125487

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1302527

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