レンズ1本で撮るフォトレシピーー写真がもっとかんたんで楽しくなる野寺流撮影講座

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  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784297116194

作品紹介・あらすじ

交換レンズも、難しい設定も、必要なし!

「私がある海外取材で撮影した写真のデータを調べると、なんと約90%が【24 -105 mm標準ズーム】レンズで撮影したものでした。撮影モードも【絞り優先AE】以外はほとんど使いません。明暗の調整は適材適所で【露出補正】を使います。プロ歴35年超の私でもこの3つだけでほとんど撮っていることに気づいたのです」(「はじめに」より)

本書は、実際に「【24 -105 mm標準ズーム】レンズ1本」で、ほとんどの写真撮影を行っている野寺治孝氏による、カッコいい写真を撮るためのヒントやアドバイスを集めたフォト・レシピ本です。さまざまな機材やカメラの機能を駆使した撮影テクニック本とはちょっと違い、写真集のように楽しめる作品を多く掲載しながら、撮影のポイントを解説しています。

本の構成としては、まずメインとなるフォト・レシピ集。ジャンル別に多数の作例をフィーチャーしています。

Chapter-01 風景
Chapter-02 家族・友人
Chapter-03 ポートレート
Chapter-04 スナップ
Chapter-05 スティルライフ
Chapter-06 料理・食
Chapter-07 花・植物
Chapter-08 光と影
Chapter-09 旅
Chapter-10 動物
Chapter-11 建築・インテリア
Chapter-12  エトセトラ

後半では、野寺流としてこだわった、写真を楽しむための3つのポイントについて解説しています。

●写真を楽しむための3つのポイント
 Point 01 24-105mm レンズを使う
 Point 02 絞り優先AE モードを使う
 Point 03 露出補正を使う

そのほか、もっと深く写真を楽しむポイントや、上達のためのヒントも満載。本書を手にとって、機材や機能に縛られず、カッコいい写真を楽しく撮影してください!

感想・レビュー・書評

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  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1439850

  • 旅先に何本もレンズ持っていって結局ろくに使わずじまい…となる私は大いに反省すべきだと思った。

    ズームレンズを「覗きながらズームするレンズ」として使うのではなくて、単焦点レンズを何本も持っているつもりで、あらかじめ使う焦点距離を決めてから覗く、というのはとても良さそう。実践してみたい。

    テキストとしてだけじゃなくて写真集としてもクオリティが高く、眺めていて楽しい。

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著者プロフィール

1958年千葉県浦安市生まれ。写真家など。被写体を限定せず、空気感や自然光を活かした独自の作風で多くの作品や書籍を発表している。松任谷由実のコンサート・パンフレット、CDとDVDジャケット。サマーグリーティング切手2015年、2016年、2020年(日本郵便)などの撮影に携わる。その他、雑誌、写真展、写真集、書籍、講演など多岐に渡って活動。主な写真集としては「Slowハワイの休日」(小学館)「あの海の日」(ピエ・ブックス)「結婚のずっと前」文・坂之上洋子(二見書房)「TOKYO BAY PASSAGE OF THE SEAS」(栄久堂)など。

「2023年 『個性あふれる“私らしい”写真を撮る方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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