世界一わかりやすい 教える技術

著者 :
  • 技術評論社
3.71
  • (7)
  • (6)
  • (8)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 123
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784297116613

作品紹介・あらすじ

▼「教えること」を教える先生が書いた、教え方のバイブル!
部下も自分もラクに仕事が進められる、教え方の極意がここに。
これなら誰でも「教え上手」になれる!

▼【本書まえがきより】
 うまく教えるためには「教える技術」が必要です。
 私たちは、学校や会社などさまざまな場面で、いろいろなことを教えられてきました。九九から文章の書き方まで、たくさんのことを教えてもらってきたのです。
 しかし、不思議なことに、自分が誰かに教えるための方法である「教える技術」については、教えてもらえませんでした。
 あなただけでなく、世の中の大部分の人は「教える技術」を学んでいません。だから、私たちが誰かに何かを教えてもらうときに、その教え方がヘタなためにうまく学べないことが多いのです。
 この本では、あなたに「教える技術」を身につけられるようにお教えします。「教える技術」が身につくと、仕事が驚くほど楽しくなること、うけあいです。
 さあ、始めてみましょう。   向後千春

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 漫画によるストーリー仕立てで楽しみながらインストラクショナルデザインを学ぶことがとっかかりを得られる良書。非常にくだけた口語体で書かれており読みやすい。学術寄りの同著者の類書と比べて情報量が少ないため本書のみで役に立つかというと少し難しい気はするが、ルイ書を読む際の水先案内人として最適だと思う。というか学術寄りの本を書ける学識があるのにここまでやさしい口語体で本を書けるのはすごい。さすが教えることのプロということだろうか。
    個々の技術についてのすぐに使えるような知識の記載を追っているうちに、いつの間にかティーチングのプロセス全体をデザインすることの重要性が頭に染み込んでいる。デザインという発想を持てれば、前述の類書も違和感なく読める。類書の方はなかなか難しいけど。

  • 学べたこともあるが、体系的なインプットにならなかった。
    それぞれの章にまとめがあり、振り返りやすいと感じた。

  • この本を2022年に読んだことがきっかけで、自分のやりたいことが少し見えてきた

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000059158

  • 教えたのにできないのは
    100%教え側に問題がある!!

  • ゴール設定は行動で
     指示は具体的に相手にレベルに合わせて
      聴覚タイプ(時系列重視)
       ストーリー
      視覚タイプ(シーン重視)
       図解
    運動スキル
     スモールステップ
     即時フィードバック
      情報フィードバック
       何ができて何ができなかったか
       できなかったことを問いかける
      評価フィードバック
       ほめ言葉
        評価フィードバックは要所要所で
         慣れ
         プレッシャー
    認知スキル
     言葉やイメージの操作
      記憶
       分散学習
       既知の知識に紐付けて
      問題解決策
       解き方のパターン
       パターンの活用
        振り返り
         kpt
      話す、書く
       ノート
        コーネル式ノート
         ノート
          内容を箇条書き
         記憶のヒント
          キーワード
          図表
         まとめ
       書く
        アイデア出し
        箇条書き
        構成
        推敲
        文章毎のテンプレートを活用
       話す
        スピーチメモ
         要点やキーワード
        練習
    態度スキル
     やるかやらないかの葛藤状態の時の決断
     意志力の節約
      行動の習慣化
       計画
        ゴールを細分化
       記録
        行動の視覚化
       振り返り
     ネガティブな感情
      問題の発見
       期待とのズレ
      コントロール
       感情の発生した原因を考える
      期待を伝えて相手とビジョンを共有
     ストーリーを作って相手に気づかせる
      質問してストーリーを引き出す
       あなたにとってxxxはどんなイメージか
     相手の強みを気づかせることでモチベーション管理
     コーチング
      ゴールの確認
      現状の確認
      ゴールに近づくための選択肢
      意思確認
       何を誰がいつやるか
     自己コントロール
      自分で目標を決める
      自分で計画する
      自分で実行する

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

向後 千春(こうご・ちはる)
1958年生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授。博士(教育学)(東京学芸大学)。
専門は教育工学(特に,eラーニング,インストラクショナルデザイン),教育心理学(特に,教授法,生涯学習,作文教育),アドラー心理学(その実践と実証研究)。
著書に『人生の迷いが消える アドラー心理学のススメ』『アドラー“実践”講義』(技術評論社, 2016, 2014),『コミックでわかるアドラー心理学』(中経出版, 2014),『上手な教え方の教科書 入門インストラクショナルデザイン』(技術評論社, 2015),『教師のための教える技術』(明治図書出版, 2014),『200字の法則 伝わる文章を書く技術』『いちばんやさしい教える技術』(永岡書店, 2014, 2012),『統計学がわかる』『統計学がわかる【回帰分析・因子分析編】』(技術評論社, 2007, 2008)など。

「2016年 『18歳からの「大人の学び」基礎講座』 で使われていた紹介文から引用しています。」

向後千春の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×